蛍狩り

Posted by ジャンヌ(Mami Takayama) on 07.2016 人々
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夏の終わり。9月最初の連休最後の日。
夜になっても気温は30度。
蛍が舞う公園で、子供達が捕まえようと大はしゃぎ。


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今夏最後(?)の熱波は数日続く模様。
それが終われば秋になるのでしょう。


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R.I.P. Gene Wilder

Posted by ジャンヌ(Mami Takayama) on 30.2016 映画よもやま話
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今日、コメディアンであり映画俳優でもあるジーン・ワイルダーが亡くなった。

彼を最初に知ったのは、小学生の頃に観た映画、「星の王子さま」(1974)のキツネ役である。
このミュージカルはイギリスとアメリカの合作の名作。王子様も可愛いのだが、大事な脇役となるヘビとキツネが子供心にもインパクトを残し、パンフレットを何度も眺めて読み返し、ジーン・ワイルダーの名前を覚えたおませな小学生でもあった。
ヘビ役をやったダンサー兼振付師のボブ・フォッシーも強烈なインパクトで、白い砂漠の中で怪しい、くねくねと体を動かすダンス(彼自身の振り付け)はとても美しくて悲しかった。

この映画は子供向きには作ってあるが、私を連れて行ってくれた両親も涙を流していたほどであるから、大人が観ても泣ける。
愛らしい王子様の笑顔や笑い声と、楽しい音楽と、全体を通して流れる哀愁。

最も私が好きだったシーンが、王子様とキツネとの出会いと別れのシーン。
人間のジーン・ワイルダーが本当にキツネに見えた。
小説の中では、このキツネと王子様との会話がとてもいい。
王子様はキツネと出会った時に「一緒に遊ぼう」と声をかけるが、キツネは「おれは、あんたと遊べやしないよ。飼いならされちゃいないんだから」と言って王子様を突き放す。
王子様「飼いならすって、どういうこと?」
キツネ「きずな(=liens)をつくる、ってことさ」

これはとても深いセリフ。
キツネが「辛抱が大事」というように、時間をかけなきゃいい関係は築けないというものだ。大事なものこそ。
彼らが時間をかけて距離を縮めていき、仲良くなり、落ち葉の中でダンスするシーン。。。。いいんですねー。

王子様がキツネとお別れするシーンのセリフは泣ける。そして映画のシーンも泣ける。

(小説より)
。。。。(前略)おれにとって、麦なんて何の役にも立ちゃしない。だから麦畑を見たところで、おれは思い出すことなんて、なんにもありゃしない。それどころかあれを見ると気が塞ぐんだ。だけど、あんたのその金色の髪は、うつくしいなぁ。あんたがおれを飼いならしてくれたなら、それは素晴らしいことだろうなぁ。金色の麦を見ると、おれはあんたを思い出すだろう。そして、麦を吹く風の音も、おれには心地よく感じるだろう‥‥」

It's only withe the heart that one can see clearly. What's essential is invisible to the eye.
黄金の麦畑から顔を出し、心の友である王子様を思う憂のある顔。大人になってから何度もこの映画を観たが、やはりこの麦畑のキツネのシーンで泣ける。

後年、スティングが歌う「Fields of Gold」を聴いた時(この歌も泣けるんだけど)、私は真っ先にこのキツネのシーンを思い出したくらいだ。それほど、あのシーンは美しい。
私の中の二大麦畑は、星の王子様のキツネとスティング(笑)と言ってもよい。

ジーン・ワイルダーは著名なコメディアンで、「夢のチョコレート工場」だとかウッディ・アレンの映画にも出演している。「星の王子様」のちょい役などは、彼の主作品ではない。が、あんなに僅かなシーンで幼い私はとても感動し、その後何十年もそのシーンが大好きであり続けるってことはすごいことだと思うのだ。
だから私にとってジーン・ワイルダーは、いつまでも麦畑の中のキツネさんである。

金色の麦を見ると王子様を思い出す、とキツネが言ったように、私は麦畑というとあの映画のキツネを思い出す。


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ミュージシャンいろいろ

Posted by ジャンヌ(Mami Takayama) on 28.2016 音楽/歌詞
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Jeff Beck

ジェフ・ベック。
「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のギタリスト」では常にトップ10に入るくらいのギタリスト。ギター弾きなら誰しもが敬愛するジェフ・ベック様。

今夏のコンサート撮影のミュージシャン、載せきれなかった部分をアットランダムにご紹介。


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The Roots

ザ・ルーツ。
ヒップホップにとどまらない音楽性を披露してくれる偉大なグループ。

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Questlove
ドラマーのクエストラブ。


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Transviolet
トランスヴィオレット


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The Isley Brothers
アイズレー・ブラザーズ。

今ではお二人のご兄弟がご存命。もうお歳なので。。。と思っていたけれど、まだまだお元気。


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Sheila E.
シーラ・E。

一世風靡したシーラ・E。相変わらずパワフルだし、相変わらず素晴らしいアーティスト。



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Elle King
エル・キング

今年は”Ex’s and Oh’s”が大ヒット。

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好きですねえ、エル・キング。
まだ26歳なんですが、すごい貫禄です。見かけはロックだけどブルージーで、カントリーの下地がしっかりしていて。
今後もどんどん活躍していただきたい若手。


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邦画の中のブルース

Posted by ジャンヌ(Mami Takayama) on 26.2016 映画よもやま話
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「ディア・ドクター」を少し前に観た。
話は面白く楽しめた。
だが一つ、とても残念だったことが選曲。映画はブルースの曲とともに始まる。この時は誰の曲か分からなかったが、ブルースハープを聴けば自然と彷彿させるものがミシシッピデルタの湿気であり、泥色のミシシッピ川であり、あるいはシカゴのソウルフードであり、フライドチキンであり、ブルースバーであり、酒の匂いであり、またあるいはステレオタイプかもしれないがオーバーオールを着た黒人のおじさんがハープを吹いている姿であったりする。

懐かしい日本を偲ぼうという思いで邦画を観て、いきなりシカゴでお馴染みのブルースがかかったもんだから面食らったのもあるかもしれないが、ブルースとともに流れる映像が、どう見ても日本のアジア的な水田風景であり、日本の農家なわけで。。。。この2つの結びつきが私の中でマッチせず、すごい違和感を感じてしまった。
私が日本の田舎の農村を歩く時、あるいは車で通る時、頭に流れるだろう音楽は絶対にブルースではないからだ。私だけでなくほとんどの人がそうじゃないだろうか?日本ののどかな水田風景を見て、「ああ〜、ブルースだねえ。。。」ってならないよ。

映画って、建築と同じでトータルの芸術なので、何か一つ間違えると致命的になる。
映画音楽は登場人物の心情を表していたり、これから広がるストーリーを示唆していたり、登場人物の行動や、スクリーンの中に広がる光景に何かしらリンクしていないといけない。かかる音楽が予想外の意外性で「ここにこの音楽がかかるか。。」と、そのタイミングと巧みさに唸らされることは多々ある。音楽を使う映画を作るのならば、監督自身がある程度音楽に造詣が深くない(または詳しいスタッフに任せないと)と、観客に「ダサい」と思われてしまう。
調べたらモアリズムという日本のブルースバンドの曲らしいが、曲が悪いのではない。映画のあらすじを見ても、どうしてブルースが使われたのかよくわからない。

その違和感を忘れていた頃、「百円の恋」を観た。
この映画でもブルースがかかっていて(最近の邦画の流行りなのか??)、驚いた。だが、この場面のブルースはとても似合っていて、いいなあ、と思った。
主人公の、社会の底辺をさまよう負け犬女の姿に、人生に、ブルースしかないだろう、ってくらいよく似合う。
。。。私だって好きでこうなったわけじゃないんだけど、いつからこんな風になっちゃったんだろう?どうにかしなきゃ、と思う気持ちさえ面倒くさい。仕事もせず、男もいず、女も捨て、夢もない。
働き始めた100円ショップの仕事仲間も、どうしようもないクズ人間ばかり。恋をしても、相手のクズ男にさえ捨てられる。。。。
人生って、そんないいことあるはずないじゃん。。。。
ブルースそのもの(笑)

対照的な、「ブルース曲を使った邦画」ということでこの2つの映画を取り上げたのだが、「百円の恋」がとてもよかったので感想を少し。
腐っていたダメ人間がやる気を出して成功して幸せになる。。。。なんてなってしまったら「ロッキー」になる。
この映画は、ダメダメ人間がちょっとやる気を出してボクシングを始め、だんだん本気になってプロのボクサーの試験を受け、試合までするようになる。だけど試合ではボコボコに打たれて負ける。結果は負けだが、打たれても打たれても頑張る。
この先、大きな成功が待ってるわけでもなく、いい男が現れるわけでもないかもしれない。
だけどちょっとだけ、彼女の人生で何かが変わったのだ。大きくではないが、何かがちょっと。
そこらへんが、リアルである。
人間は、なんだかんだと夢を見がちだ。自分は大した器を持ってないくせに、大物になれる、天才肌だ、などと自己を過大評価する人間が社会には結構いる。
この映画は、人間は自分に見合うだけのものしか手に入れられないんだよ、という現実をどーんと突き付けてくるが、決してネガティブではなく爽やかな印象さえ残す。ちょっとやる気になって、ちょっと前進する人間でいいじゃないかと、彼らに向けられる眼差しが暖かいからでもあろう。
安藤サクラさんがいいですね。彼女の魅力は一口では語れない。美しいから魅かれる、というのとは反対で(笑)、怖いもの見たさで彼女の作品を追いかけてしまいそう。
美人な女優というのは、例えば「死の棘」の松坂慶子が、ノーメークで壊れた女を演じても、やっぱり美人っぷりは隠しようがなく、スタイルがいいのでズロース一枚になっても足が長くて綺麗なのだ。
ところが安藤サクラのような女優は、ブス役が思いっきりできて、下着姿になっても別の意味で迫力があり、それはそれは彼女の役者魂っぷりが極めて高いことがわかる。しかもこの方は、化粧や衣装一つですっごい美人に化けられる人なので、それも怖い。ブスになりきれない美人より、こういう役者は貴重なんじゃないかしら。


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ビリー・アイドル

Posted by ジャンヌ(Mami Takayama) on 25.2016 音楽/歌詞
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Billy Idol

今夏もコンサートに色々行きましたが、沢山あってこちらのブログにアップするのが大変遅れてしまいました。
7月のビリー・アイドル。Taste of Chicagoというフェスティバルにてのコンサート。


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昔のビリーしか覚えていない人は「年取ったなあ」と思うかもしれませんが。
私は去年彼のコンサートを観まして、相変わらずの元気ぶりに驚いておりました。


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いやー、大したものだと思います。ロッカーは肉体労働です。
ヴォイストレーニングだって積んでいなければ声は出なくなるし、この年齢で迫力あるステージを張れるって努力の賜物。
ヨボヨボで動けなくなったらロッカーは終わり。ビリーも終わり。


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しかも、夏の屋外ライブは暑い。じっと立ってるだけでも暑い。
それでビリーは長袖衣装着てますから。ファッション重視してきたミュージシャンって、イメージ崩せないから大変。
Tシャツ短パンでデビューしたロッカーたちって、年取って楽だと思うよ。アメリカ人に多いですが。そういう方達は確実に体型も崩れてきておりますね。
ビリーは維持しています。大したものです。


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夏は立て続けにいろんなミュージシャンを撮りましたが、一番フォトグラファーを疲れさせてくれたもの、このビリー・アイドル。
ステージをエネルギッシュにあちこち動き回るから。アクションが多いから。一時も同じ表情をしないから。フォトジェニックなアングルがありすぎて、フォトグラファーは移動に大変なわけです。
しかも見せ場を沢山作ってくださる。こちらは息をつく暇もない。


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暑い日だったので、途中でさすがにビリーも暑くなって上着を脱いだのですが。。。その一つ一つの動作が絵になるのね。
「常に見られている」ことを意識してきたスターならでは。
なかなか、頭の先からつま先まで手を抜かないパフォーマーっていないです。皆、人間ですから。売れっ子でも隙を見せます。ちょっとしたことに手を抜かない人って、プロの中のプロだなあ、と思う。ステージの裏ではいい加減人間かもしれないけれど、ステージ上でビシッとする人。
いい意味でも悪い意味でも、最近は舞台裏と舞台との差があまりないミュージシャンが増えてきているので(親しみやすさからいうととてもいいのですが)、こういうスターらしきスターって、貴重だなあ、って思う。


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素晴らしきパフォーマーでありスターのビリー・アイドル。
いつまでこういうパフォーマンスを見せてくれるのか。まだパワフルに活動中。
イギリスの悪ガキは、悪おじさんになりました。このまま悪ジイさんになるんだろうな。


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