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書評「幾ら本を読んでも、幾ら話を聞いても知ることのできない部分。これぞ「異文化」」

Posted by ジャンヌ(Mami Takayama) on 18.2013 「ブラック・カルチャー観察日記」出版・執筆日記
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発売から1年3ヶ月経った「ブラック・カルチャー観察日記」であるが、嬉しいことに今でも書評がときどきブログなどに掲載される。

こちらはKuraraさんの本が好き!に載せられたレビュー

『こういった話を鵜呑みしてしまうことはなんなんだけど…
まぁ、話半分って気持ちで読むことにしようと、ちょっと尖った気持ちで読むことに。

結果、かなり面白いんですよ、コレが。』

『知らないより知った今のほうが、俄然、視界が広がった。
うんうん、なかなか楽しい本でしたよ。』

。。。。と書いてくださっているように、尖った気持ちで読み始めてくださった方も、結果面白く思ってくださったようで嬉しく思う。

コメント欄にも『文化というのは、日常生活や普段の言葉遣いから見えてくる物ですよね。一般的な歴史論や文化論よりはこういう本が目ウロコだったりしますね。』とありまして、そうそう、まさに私が書きたかったのは、生活目線からの文化論(そこにこそ奥深い文化が根付いているのである)なので、執筆していた頃のことを思い出してうんうん頷いてしまいました(笑)。

「目からウロコ」は私も生活上体験していたことで、それが読者の皆さんにも広がればなあ、と願っております。
どうもありがとうございました。




『黒人コミュニティ、「被差別と憎悪と依存」の現在』高山マミ著
亜紀書房より去年発売されました。
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黒人スイマーはなぜ少ないのか?

Posted by ジャンヌ(Mami Takayama) on 10.2012 「ブラック・カルチャー観察日記」出版・執筆日記
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ロンドンオリンピックもいよいよ佳境に。
夏の目玉である水泳のあとにには別の目玉の陸上競技。
相変わらずアメリカ勢は元気がよい。
オリンピック第一日目から、一体何の競技で誰がメダルを取っているのかなんて分からないほどのメダル量産国だ。

毎回きっとみんなが抱く疑問。
陸上のスプリンターはほとんどが黒人だ。決勝に残るのは黒人のみと言ってよい。
だが水泳には白人選手ばかり。
なぜ黒人の水泳選手が少ないのだろう?

そこで迷信が生まれる。
黒人は筋肉質だから水に浮きにくい。
骨格が水泳に向かない。
骨密度が高いから白人に比べると水に浮きにくい。
黒人は先天的に水を怖がる。

このような迷信はさすがに今では信じられていないのだろう、なんて思っていたが、オリンピック期間中のtwitterでもこのようなことを本気で書く人も見られてビックリした。
ああやっぱり。。。信じ込みたく話なんだろうな。確かに黒人の筋肉は隆々しているように見え(実際には、白人もあのような筋肉になるのだ。体操を見れば分かる)、白人は脂肪質だから浮くように見える(実際には、「脂肪」に見える白人も、アスリートはあれ筋肉ですから~ww)。

それから、「人種差別で黒人はプールに入れない」「白人は黒人が同じ水に入るといやがる」
この手の理由をあげる人もいる。
60年代まではこういうのもあったでしょうが、現在は、公的な場所でこんなあからさまな差別があったとしたら、施設も差別した人間も訴えられますから。
電車にもバスにも、黒人のおっさんの隣の席が空いてたら、白人女性はなんの躊躇もせずに座る時代だ。
プールに黒人が入って来たというだけで、出て行く白人なんて時代錯誤であろう。

「黒人水泳選手がいないのは、全て差別が原因だ」
このように「全て差別」と差別に原因を押し付けるのも短絡的すぎる。
黒人貧困地区にプールが少ない、スイミングスクールが少ないのは、経済的な理由が大きいが、元々「需要がない」というのも大きい。その地域の図書館がどんどん閉鎖するのと同じ理由だ。作っても利用客がいないのだ。
黒人居住区の高級住宅地にもプールがないのを見れば分かるだろう。 これは経済的理由ではない。

例えば、100%寄付で黒人居住区に公営プールを作ったとしたら、泳げるようになる子供が増えるのだろうか?
これも疑問なのだ。
実際に、黒人とヒスパニックの子供の水の事故が多い。
「経済的理由で泳ぐことを覚えることができない」のであれば可哀想だ。そこで市は、「無料」の水泳教室をマイノリティに開いている。
ところが、ヒスパニックの子供は集まるのに、黒人の子供が集まらない。無料にしても、集まらない。
これは、「黒人の子供がプールに行かない」のは「経済的理由ではない」ことを証明する一つのエピソードだ。

私も、黒人と結婚しなかったら、黒人コミュニティを知ることができなかったら、分からなかった原因がいっぱいある。
ネタバレは書けないが、詳しくは拙著「ブラック・カルチャー観察日記」に書いた。

黒人スイマーが少ないのは、一つや二つの原因ではなく、複数の色々な原因が絡んでいる。
環境も大きいが、それだけではな知られざる「ブラックカルチャー」もある。
一つに人種が偏る状況を見ると、どうしても「人種差別」が絡んでいると見えてしまうのだろうが、そうではないことの方が多い。そんな単純なものではない。
「へえ!そんな理由が!!」と、きっと驚かれることもあろう。アメリカ人でも、白人は知らないことも沢山。

オリンピック観てると「黒人はみな身体能力が高い(走るの速い)」なんて思われがちだが、これも大きな誤解。
「黒人は水に浮かない」というのと同様、それも偏見だ。
ちまたには、運動神経ゼロのような黒人が沢山いる。「運動するのが嫌い(体動かすのもイヤ)」という黒人はすごく多いのだ。
どの国民も人種も、オリンピックというのは飛び抜けて身体能力が高く、飛び抜けた努力をして来た人が出るところなのだ。





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「イチオシ!」

Posted by ジャンヌ(Mami Takayama) on 23.2012 「ブラック・カルチャー観察日記」出版・執筆日記
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毎日新聞の記者である小国綾子さんが、彼女のブログのおぐにあやこの行った見た書いたにて、「ブラック・カルチャー観察日記」を「イチオシ!」と紹介してくださいました。

読書日記の最後の方に、私の拙著の書評を長く書いてくださっています。
いや~、小国さんに読んでもらえるだけでも嬉しいのに、「イチオシ!」とはとても光栄です。

実は、小国さんの去年書かれた著書「アメリカなう」というエッセーは、私も知り合いから進められて読んでいたのです。

うたい文句には「駐在妻から見たアメリカ」という感じですが、彼女は元新聞記者(当時は辞められていたようですが)。
社会を見る目が鋭いし、日米文化の比較が面白い!
軽快で無駄のない文章と読ませる力は、さすがさすが、書き慣れた記者さんだからこそ。
元記者とはいえ、また駐在妻の立場からしか見えない「アメリカ」も書き込まれていて、ふむふむ。。。と思っていたのでした。

先日ブログでシカゴの三省堂書店のことを書きましたが、「ブラック・カルチャー観察日記」と「アメリカなう」が並んで置かれていたのです(↑ブログに写真あり)。
こんなに売れている本の横に嬉しいなあ。。。と思っていた矢先、なんと小国さん本人から「イチオシ!」「この本、とってもお勧めです。」なんて書評まで頂いてビックリ。感動であります。

どうもありがとうございます!



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「憧れ」がないからできること

Posted by ジャンヌ(Mami Takayama) on 07.2012 「ブラック・カルチャー観察日記」出版・執筆日記
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人はなにかを紹介するときに、「とても好きだから」「いいから」という理由でする場合がほとんどだろう。
好きで好きでしょうがないものを、同じ好きな人と共有したい。
自分がよりよく知っている「いいもの」を、「もっと知りたい」と思っている人に紹介したい。

好きな文化だから紹介したい。
憧れの国だから、もっとより知ってもらいたい。
ほとんどの異文化紹介エッセーなどは、それが基本にあるだろう。

私の著書「ブラック・カルチャー観察日記」を読んでくださった方はお分かりだと思うけれど、私の筆は「憧れ」などから始まってはいないのである。

ブラック・カルチャーに憧れて黒人男性と結婚したわけではないし、黒人音楽が好きでこの世界にやって来て黒人と知り合ったわけでもない。
世間で流行りのいわゆる「ブラックカルチャー」というものならば、日本にいる、アメリカにもまだ来たこともない、黒人コミュニティなどさらに来たこともないような若者の方がずっと詳しいはずだ。
本書にも書いたが、私はそういうものには、ことごとく疎い。

海外に紹介されるもの、輸出されるもの、あるいは海外から輸入するものというのは、いずれにせよ「選択して」紹介される。
商業的なものならばきちんとしたマーケティング調査の元に、そうでなくてもニーズがあるからこそ輸入される。
そういう「カルチャー」が本物ではないとは言わない。それも一部だ。堂々とした一部だ。

だけれど、どれだけ「紹介されていない部分」というのが「ブラックカルチャー」の中にもあることか。。。と思ったから書き始めた。
そもそも、「紹介されないもの」というのは、カッコ良くないから紹介されない場合もあるし、流行りそうにもないからでもあり、その社会の「恥の部分」だからでもあり、「中にいる人間」が「知られたくない」と思っているから外に出ないということもある。
そんなマイナス部分ばかりではないが、「外に出て行く」カルチャーがある一方、「ずっと中に停滞する」カルチャーもあるってこと。

私がブラックカルチャーにそもそも「憧れ」を持っていたならば、きっと「見たくなかった」部分かもしれない。
私にだって好きな物は沢山あるから分かるけれど、好きな物に裏切られた時は「見なかったことにしよう」という力が働く。美化しようという力だ。

またレビューを書いてくださった方がいます。
ひらげ日記のレビューより。
「コミュニティの日常を切り取る著者に、「ブラック・カルチャーの本質を明らかにしよう」といった気負いはない。異文化との出会いを、「こういうものだ」と決めつけではなく、「こういうこともある」といったエピソードの積み重ねとしてさらりと描いていく。こうした書き方ができたのは、著者がもともとブラック・カルチャーに対する憧れを持っていなかったということもあるのだろう。」



「こういう書き方ができたのは、著者がもともとブラック・カルチャーに対する憧れを持っていなかったということもあるのだろう。」

。。。。それは大きいと思います。
「憧れ」を持って書いたら、それは全然違ったものになる。
「憧れ」というのはとてもステキな感情だけれど、見たくないものは見ないようにしたり、いい方に解釈したりしてしまう思考回路も生み出す。
「憧れ」は大きなパッションだ。それがある故に、困難も乗り切れるパワーにもつながったりする。
私の場合、ブラックカルチャーに憧れがない分、つらい部分もあるのだが(笑)、元々美化していないので「裏切られる」ということだけは味わわないだろう、と思う。
「恋は盲目」状態の、異文化(ブラックカルチャー)賞賛エッセーのようなものは、最初から書くつもりはなかった。
いわゆる流行りの「ブラックカルチャー」に関して全く疎い私が、このような本を書く機会を与えられたことにも感謝です。


それはそうと、発売から半年以上が経つのに、まだブログにてレビューを書いてくださる人たちも絶えず。
嬉しい限りです。
どんどん広がって色んな方たちに読んでいただければ、と思います。



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名古屋のFMラジオ局

Posted by ジャンヌ(Mami Takayama) on 17.2012 「ブラック・カルチャー観察日記」出版・執筆日記
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名古屋のFMラジオ局(ZIP-FM)にて、朝一番のMORNING CHARGEでナビゲーターを務める小林拓一郎さん。

小林さんがなんと、去る5月14日に「コバナシ」の中で、私の本「ブラック・カルチャー観察日記」をご紹介してくださったそうです。
生で聴けなかったのが残念。。。

そして、彼のブログ「コバタクの日記」でも取り上げてくださっているではありませんか!
本当にありがとうございます~♪


>「大学時代に”人種問題”を専攻してたこともあって、こういうフィールドワーク的な本は大好きで見つけては買ってよく読んでます。」

嬉しいですね~。フィールドワーク好き仲間が増えた気持ちです(笑)

>「とってもとっても面白い本でした!もうこれはご紹介するしかないと思い、させて頂きました!特に音楽とスポーツのところは色々と目から鱗でした。番組では「縁遠いブルース兄弟」のところ中心にお話させて頂きました。また是非番組にもご出演ください☆」

と、メッセージまでいただきました。

はい!お言葉に甘えて(笑)
本当に名古屋の小林さんのラジオにいつか出演させてもらいたいものです♪

求めていてくれた人の手の中にドンピシャリと収まってくれて、書き手として冥利に尽きます。



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