東京堂書店で亜紀書房フェア

Posted by ジャンヌ(Mami Takayama) on 26.2012 「黒人コミュニティ、「被差別と憎悪と依存」の現在」執筆・出版
akisho11.jpg



東京神保町の老舗書店東京堂書店にて、亜紀書房フェア開催中です。

10月14日まで開催予定らしいです。

私も今年5月に、亜紀書房から「黒人コミュニティ、「被差別と憎悪と依存」の現在」を出版させていただいた。
このフェアでも並んでいると思うので、是非神保町にお寄りの際には東京堂書店にもお立ち寄りください。


上の写真は関係ないです(笑)
近所のシカゴの古本屋さんでございます。。。


最近こちらのブログの更新が滞っておりました(汗)。
溜め込んだ写真もいっぱいあるのですが、なかなかアップロードする時間がなく。。。。ついつい時間が経ってしまい、気づいたらもう9月の後半。
なるべく頑張って整理したいと思います。

では皆さま、よい読書の秋を。



新しいブログ「New York ノスタルジア」もどうぞよろしく。



『黒人コミュニティ、「被差別と憎悪と依存」の現在』高山マミ著
亜紀書房より5月に発売されました。
Amazon
ビーケーワン
丸善&ジュンク堂
楽天ブックス
セブンネットショッピング


『ブラック・カルチャー観察日記』高山マミ著 
全国の書店で好評発売中!!
Amazon


スポンサーサイト

大学生の選書

Posted by ジャンヌ(Mami Takayama) on 06.2012 「黒人コミュニティ、「被差別と憎悪と依存」の現在」執筆・出版
papir.jpg



鹿児島の志学館大学の図書館サポーターのぱぴるすメンバー。
「ぱぴるすメンバーが選んだ69冊」の1冊に、拙著「黒人コミュニティ、「被差別と憎悪と依存」の現在」が選ばれました。


彼らのブログによると、2ヶ月前の6月にわざわざ新宿の紀伊国屋書店まで「選書ツアー」なるものをして、「紀伊国屋書店のスタッフの方に丁寧に説明していただき、1時間ほどかけて、それぞれ思い思いの本を選んで」くれたそうなのだ。
若い大学生の皆さんが、それぞれ選んでくださってくれている姿がブログ、ぱぴぶろに載っている。

そして7月には「選書本展示」までしてくれている。

senhotenji2-2.jpg ぱぴぶろさんブログより拝借写真

左の真ん中の棚の左から2冊目に、私の本が並んでいる。


自分が大学生の頃。
高校生まで小説ばかり読んでいたのだが、世界や社会への興味がわき、ルポものノンフィクションものをものすごく読んでいた時期でもある。
あの時にガーッと読んだものが、その後の人生の土台になったことは大いにある。
こういう風に生きよう。。。。ライフスタイルのことではなくて、物の見方、という点において。
色んな人の作品を読んだが、ピンとくるものもこないものもあった。全く受け付けないものもあった。
すごいルポだなあ、と敬服しても、「この点はちょっと違うんじゃないか」と生意気にも私の意見を大御所ライターに対して抱いたこともある。

あの頃、将来自分が本を書くなんて思ってもいなかった。
「書くことを目指そう」と思ったことはないが、「書くかもな」というのはあった。あくまで「かも」だが。
「◯◯するかも」「◯◯に住むかも」「◯◯に行くかも」。。。という将来の可能性が、いっぱい持てるのが学生時代だと思う。
目標を持って達成することもあるし、結果的に形になることもある。
そのどちらにしても、20歳前後にしていたこと、考えていたことは、将来に何かしら影響を及ぼすだろう。

私の著書は例えば都内では今のところ、早稲田、慶応(日吉&藤沢)、東海、立教、東京経済、東京英和女学院、亜細亜、恵泉女学園、立教女学院短期、國學院。。。。などに入っているようだ。
一人でも多くの大学生に読んでもらいたいな、と願っているので、とても嬉しい。
大学生のどなたかが、リクエストして置いてもらっている場合もあるだろうが、実は大学の図書館にはどういうルートで入るのか、出版社も知らないのである。

だから今回の志学館大学のように、まさか大学図書館の学生メンバーが、わざわざ東京の紀伊国屋に「選書ツアー」をして、メンバー一人一人が手に取って選んでくれているとは思いもしなかった。
どうもありがとうございます。

彼らはブクログにレビューも書いてくださっている。
志学館大学図書館サポーター「ぱぴるす」のおススメ本




『黒人コミュニティ、「被差別と憎悪と依存」の現在』高山マミ著
亜紀書房より5月9日発売!
Amazon
ビーケーワン
丸善&ジュンク堂
楽天ブックス
セブンネットショッピング




『ブラック・カルチャー観察日記』高山マミ著 
全国の書店で好評発売中!!

オンライン書店(以下は一部) 
Amazon
丸善&ジュンク堂
楽天ブックス
セブンネットショッピング
ビーケーワン
紀伊国屋書店BookWeb


「再考するキッカケ」

Posted by ジャンヌ(Mami Takayama) on 05.2012 「黒人コミュニティ、「被差別と憎悪と依存」の現在」執筆・出版
olymp.jpg



小学校の時からよく「読書感想文」というのを書かされたが、感想、すなわち自分が感じたことを文字で表すという行為は、さらに深く噛み砕くということだと思う。

拙著にさまざまな書評をいただいたが、どのレビューを読んでも、また逆に考えさせられる。
なぜならば、素晴らしいレビューというのは、感想だけでなく考察が入っているから。

「黒人コミュニティ、「被差別と憎悪と依存」の現在」の素晴らしい書評をまたいただいた。

リー:リー:リーさんのブログ、「自分の属するコミュニティについて再考するキッカケに!」

じっくり書いてくださったので、私もじっくり読ませていただいた。
ありがとうございます♪

どの国にもどの地域にもそれぞれの問題というのがあるのだが、似たような問題が起こると似たような結果を辿ることがある。
だけれど、全く同じにはならない。その違いは一体どこから来るのか?
その違いを見るだけでも異文化や異社会のシステムの特徴が浮き上がるだろうし、逆に自分の身近な社会の特性が見えて来たりする。

リー:リー:リーさんも書評で書いてくださっているが、「制度だけでは変わらない」のが人間の社会。
法律や政策でぐんと改善する部分もあるのだけれど(これは日本の社会にも多々例がある)、その結果さらなる悪を生んでしまうことがある。
前より悪くなる、ということとは違うのだが、以前はなかった悪(深い問題)が誕生するのだ。
これは放っておくと大変なことになり、新たな差別を産み出してしまう原因にもなる。

考えても考えても、簡単に答が見つからないのだ。




『黒人コミュニティ、「被差別と憎悪と依存」の現在』高山マミ著
亜紀書房より5月9日発売!
Amazon
ビーケーワン
丸善&ジュンク堂
楽天ブックス
セブンネットショッピング




『ブラック・カルチャー観察日記』高山マミ著 
全国の書店で好評発売中!!

オンライン書店(以下は一部) 
Amazon
丸善&ジュンク堂
楽天ブックス
セブンネットショッピング
ビーケーワン
紀伊国屋書店BookWeb



北海道新聞

Posted by ジャンヌ(Mami Takayama) on 16.2012 「黒人コミュニティ、「被差別と憎悪と依存」の現在」執筆・出版
hokka4.jpg



7月1日付けの北海道新聞の「新刊コーナー」に、「黒人コミュニティ、「被差別と憎悪と依存」の現在」が紹介されました。

「全米で最も人種隔離が激しい街と言われるシカゴの黒人男性と結婚した著者。閉鎖的なコミュニティに閉じこもり、白人への不信と肥大した被害者感情に凝り固まった黒人の意識の実情をつづる。
人種差別が消えない原因は「差別されるなら切り離された方がまし」と人種隔離の居心地の良さに甘える彼らの側にも。内側だからこそ見える黒人側の問題点を浮き彫りにする。」


他にも、またブログでもレビューを掲載していただきました。
yucoさんによるレビュー

最後に「格差の拡大する日本で「よその国の話」としてだけ受け取れる本ではないだろう。」と書いてくださっていますが、私もそう思います。

実際に生活保護の不正受給問題など、日本でも表に目立ち始め、今後はその数もずっと増えることだろう。
真面目に働き、税金も払い、贅沢は出来ないけれど自分たちの経済力だけで子育てをしながら暮らしている人たちにしてみれば、「生活保護ってそんなにもらえるのか」と彼らの月支給額を聞くと驚き、しかもそれが不正受給などと聞いたら腹立たしくなっても仕方がない。
もちろん、生活保護がなければ本当に暮らしていけない人たちもいて、彼らの助成は大切だ。国は、どうしても自分で自分を養えない環境にある人を、助ける義務もある。
人の生活保護にもなる税金をせっせと納め、自分はいっぱいいっぱいの生活をしている日本人働きバチは沢山いる。そういう人たちと、「もらっておけるならもらっておこう」と出来心で必要ないのに受給し続ける人たちとの間の温度差も、今後はもっと広がるだろう。

生活保護というのは、一度もらうと麻薬のようになる。そこから抜け出せない人もいる。
その「麻薬性」を、まざまざと証明してくれているのが、アメリカの黒人貧困社会でもある。
アメリカは、黒人の白人への恨みから来る暴動が怖いので、とりあえず「腹を満たせておこう(生活保護を与えておこう」という姿勢がある。
そういった問題は日本は抱えていないので、生活保護問題も全く同じ道を辿るとは思えないが、「麻薬性」というのは変わらない。
世代を超え、親から子へと受け継がれる生活保護に頼る姿勢。家族ぐるみで、不正に受給しようとする企み。
こういうのは、日本社会でも増えていくのではないか。
生活保護そのものではなく、そこから生まれるさまざまなマイナス点が怖いのだ。
生活保護のおかげで学習意欲(子供が高等教育を受けて働くようになってしまうと、生活保護がもらえなくなるので、子供の高等教育に反対な黒人の親も多い)、就労意欲(稼いでしまうと支給額が減らされる)を完全に失う多くの人を産み出していることが恐ろしいのだ。
人を「助成」する目的のはずの生活保護金が、役に立つどころか「助けになっていない」場合。

日本はアメリカのようにひどくなる前に、国民の本当の幸せのためにも、「助ける」ということはどういうことなのか、道を踏み外さないで進んでいってほしいものです。




『黒人コミュニティ、「被差別と憎悪と依存」の現在』高山マミ著
亜紀書房より5月9日発売!
Amazon
ビーケーワン
丸善&ジュンク堂
楽天ブックス
セブンネットショッピング




『ブラック・カルチャー観察日記』高山マミ著 
全国の書店で好評発売中!!

オンライン書店(以下は一部) 
Amazon
丸善&ジュンク堂
楽天ブックス
セブンネットショッピング
ビーケーワン
紀伊国屋書店BookWeb

どんな社会にも身近に存在すること

Posted by ジャンヌ(Mami Takayama) on 11.2012 「黒人コミュニティ、「被差別と憎悪と依存」の現在」執筆・出版
isozak.jpg


『黒人コミュニティ、「被差別と憎悪と依存」の現在』のレビューがflorentine(磯崎愛)さんのブログに載りました。


「じぶんの抱えてる「問題」としてよんだ、よめた」
「あーーーーーってなった」



自分の抱えている問題、自分の身近な問題に重ね合わせて本書を読んでいただけるのは光栄なこと。

本書では黒人社会の問題を提起しているけれど、人間誰しもが持ち得る根本的な問題をも書いたつもりです。

白人だろうが黒人だろうがアジア人だろうが。恵まれていようが貧しかろうが。
教育問題。性差。格差。
容姿や生まれや出身地(これは日本人にすごく多い日本的なもの)や学歴に対する劣等感。
自信を持てる人と持てぬ人。
人を羨む人と羨ましがられる人。
自分でも見て見ぬ振りをするほど、根深くてねじれた劣等感。
何か誰かに対する憎悪や嫉妬が、相手ではなく自分の問題であることを知らずに過ごす人たち。

こういうことは、人種に関係なく、どんな社会にもあること。
日本でも、色んな人たちがいる。
自分よりも「恵まれている」相手のことを、勝手に嫌ったり妬んだり好ましく思わない人たち。
嫌われる立場に立てばどうしようもないことなのだが、妬んだり、相手を受け入れない態度を頑にとる側は、自分たちの心の問題に気づいていない場合がある。

劣等感とは一体なんだろう?
どうして持つ人と持たない人がいるのか?
人間誰しも完璧に生まれるわけではなく、誰にでも優れた点があるように、欠点がある。
その欠点に劣等感を持つか持たないかで、物の受け止め方にも大きな違いが出来て来る。
民族的に、社会に植え付けられる理不尽な劣等感も確かにあるが、そんな劣等感が植え付けられた社会にも自然な形で自信を持てる人が出て来るように、劣等感を持つのも非常に個人的な問題だと思う。

そしてこれは、「美の産業」が猛威を振るう社会ならどこでも、容姿に関する問題に置き換えられるだろう。
世の中から美の基準を植え付けられた人たちは、容姿劣等感に振り回されることになり、その劣等感が他人に対する嫉妬や、時にはエスカレートして憎悪につながり、本来の自分と正面から向き合えないフェイクの自分を作り出すことに気づかなかったりする。

自分を、より大きなものとして認めようとする姿。あがき。自己顕示欲。
表裏一体の傲慢と卑屈。
努力の上に成り立つ自信からではなく、相手を貶めることで成り立つアイデンティティ。

どれもこれも、黒人社会だけの問題ではない。
黒人社会でそれらの問題が突出して見えるのは、日本の社会に比べると本質を隠す箕(経済力)が十分でないからに他ならない。
しかし日本で約束されていた経済力も、もはや過去の話。
それが崩れて来ると、人間も社会も「変わってしまう」のではなく、本質が見えて来るだけの話なのだ。

黒人や異文化&異社会に興味のある方はともかくですが。。。。そうでない方は、「どこか遠い社会の問題」としてではなく、自分の身近にも転がっている問題と重ね合わせて本書を読んでくださると幸いです。

他にも、ブクログにてのレビュー
レビュー、ありがとうございます。



『黒人コミュニティ、「被差別と憎悪と依存」の現在』高山マミ著
亜紀書房より5月9日発売!
Amazon
ビーケーワン
丸善&ジュンク堂
楽天ブックス
セブンネットショッピング




『ブラック・カルチャー観察日記』高山マミ著 
全国の書店で好評発売中!!

オンライン書店(以下は一部) 
Amazon
丸善&ジュンク堂
楽天ブックス
セブンネットショッピング
ビーケーワン
紀伊国屋書店BookWeb

 HOME