蛍狩り

Posted by ジャンヌ(Mami Takayama) on 07.2016 人々
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夏の終わり。9月最初の連休最後の日。
夜になっても気温は30度。
蛍が舞う公園で、子供達が捕まえようと大はしゃぎ。


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今夏最後(?)の熱波は数日続く模様。
それが終われば秋になるのでしょう。


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少女に惹きつけられて

Posted by ジャンヌ(Mami Takayama) on 31.2016 人々
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去る6月のプエルトリカンフェスティバル。
毎年、シカゴのプエルト・リコ系移民の居住区の大きな公園で開かれる音楽、屋台、遊園地がいっぱいの大人も子供も遊べるフェスティバル。

うじゃうじゃと人の多いところで人目をひく人間というのは、やはり容姿が美しい人。カメラは正直で美しいものを追いかける。
美形の多いプエルト・リコの女性の中で、私の目を引いたダブルハットの少女。
容姿が綺麗なのはもちろんなのだが、この子の瞳、表情に惹かれ、気になるものがあって、この子を追いかけまわしてしまった。


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見ていると、この可愛い女の子は母親と見られる女性と一緒にいたのだが、母親は酔っ払っていて(あるいは薬でハイで)、一人でゲームに夢中になっている。母親がゲームをしている間、荷物を持って彼女の様子を見守っているのは、この女の子なのだ。
ゲームの屋台から屋台へ移動する母についていき、母親のバッグもしっかり持って、母親の顔の表情を心配そうに見守る。

周りを見れば、親の目を離したすきに動き回る同年代の子供たち。夢中になって遊んでいる。親の顔なんて見ていないし気にしていない。
この子は逆に、周りのものなんて全然見ていなくて、ずっと母親の様子、顔色を見ているのだ。

呑んだくれた母親が事故を起こさないように、怪我をしないように、フラフラしないように、いつもこの子は母親を心配しているのだろうか。
しかし彼女の顔はとても柔和で、地べたに置いてある母親の荷物や飲み物を取りに行く仕草いちいちが優雅でしなやか。誰が教えたわけでもない品の良さを持っている美少女。
この子の母親も、酔っ払ってはいるが可愛い顔をしたスタイルのいい女性で、それは母親ゆずりである。


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きっと賢い子なんだろうな、というのが外見から見て取れる。
だが、年齢に見合わない余計な心配をしなくてはいけない環境に置かれている子。そんな子はこの地域では珍しくないのだが、この子の生まれ持った美しさと動きのしなやかさが際立っていて他とは線を引いている。

日本の芸能人の話になるが、私は基本的に、アイドルなら元気いっぱい笑顔の明るい子が好きだ。どこか影があるようなアイドルは苦手である。だが、どこか影があって支えてやりたいような魅力に溢れる女性の方が、男性ファンは多いんだよ、と聞いたことがある。ふん、そんなもんか、と思っていた。

このプエルトリカンの少女を見て、なんでこんなに惹かれたのかなあ、と後で考えた。
それは、彼女の顔が寂しそうだったからに間違いないのだ。寂しそうな静かな美しい顔。
弾ける音楽と鮮やかな色彩のお祭りの中で、それが目立っていたから。
心配そうな表情が、彼女の健康的な肌の輝きや綺麗な肩甲骨の影と対照的だったから。

単に明るく、笑顔がいっぱいの子供らしい子供なら、何枚かシャッターを押したら満足しただろう。
子供の、心から笑っていない、儚げな笑顔というのは、他人であってもこうも大人を気にさせるものなのか。

この子の瞳は今は母親の顔色を伺うことしか余裕がないかもしれないけれど、いつか、周囲の人を癒し和ませる美しさを彼女が持っていることを、彼女自身が気付いてくれる日が来るといいな、と願う。


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最近のメニューはバジルレモネードパルジャミーノとプロシュートのフジッリパスタプラムのフローズンヨーグルトゴルゴンゾーラと無花果のクロスティーニなどなど。


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Halloween night

Posted by ジャンヌ(Mami Takayama) on 02.2015 人々
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昨日はハロウィーン。土曜日ということもあり、昼から仮装した人で街は賑やか。
だけれど日中雨が降っていたので外に出る気もせず(しかも寒かった)、夜、友達のDJたちがやっているバーのパーティへ。

美形の魔女がおりました。


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ちょっとポッチャリ目のワンダーウーマン。
この衣装を着るなら、もうちょっと体は絞ってほしい。。。。(笑)


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ゾンビのテーブル。


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通りを歩いても、仮装ピーポーがたくさん歩いてます。

ここ、中心地の飲み屋街でもなんでもないんですけれど。


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私のお気に入りは、この死神。隣の女の子、ちょっとスカーレット・ジョハンソンに似た可愛い子。


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死神がいれば、ジョーカーもおり。。



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可愛い!天使ちゃん。


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ティンマン! クリエイティブです。このような手作り感満載のコスチューム、好き。
頭にかぶってるの、これキッチンのボウルでしょう(笑)


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パーティで遅くまで騒いでいた皆さん、日曜日疲れはとれましたでしょうか〜?



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シカゴマラソン2015

Posted by ジャンヌ(Mami Takayama) on 17.2015 人々
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去る10月11日はシカゴマラソンでした。秋の恒例。
今年も我が家の近所で応援。 この場所、ゴールまであと1マイルの地点。ランナー、疲れ切っている場所。あるいは最後の踏ん張りを見せているところ、とも言える。

1番にやってきたケニアのチュンバ選手。彼が優勝でした。


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続いてやってきた2位のKitwara選手と3位のNdguru選手。1〜3位までケニア勢。
だけど皆さん、彼らのベストタイムよりも5分ほど遅いタイムでゴール。あと1マイル地点のこの場所で、ベストのゴールタイムを過ぎてましたもの。
この日の気温、10月のシカゴにしてはちょっと、マラソンランナーにしてはすごく、暑くて南風も強かったせいもあるのでしょう。


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フェルナンド・カバダ選手。メキシカンアメリカン。エリートの招待選手の一人。
10位でフィニッシュ。
彼はメキシカンなのに背が高い。最初先頭軍団にいたのだけれど(テレビで観ていた)、彼だけ頭が一つ飛び出てました。



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おっと。。。左奥に注目。
彼もエリート選手なのですが、ここまで来て急に立ち止まった。足が痛そう。
隣で一緒に走っていた彼のペースメーカーも立ち止まって振り返る。「大丈夫か?」って感じ。


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で、また走り出しました。 ここで痙攣、ってのはどんなに辛いだろう。
とても40km以上を走ってきたとは思えないペースで駆け抜けていくエリートランナーたちだけれど、実はすごい痛みを抱えているんだな、というのを目の前で見せつけられるとこっちも胸が痛む。
そして、また走る出す姿に感動。



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女子で4位に入賞した、日本の福士加代子選手。
疲れを見せない、綺麗な走りをする選手ですね。



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福士選手のすぐ後ろを走っていたのが、このKremske選手。
このKreske選手、5月の10マイルレースでダントツ、最初から最後まで1位を貫いたすっごい速い人。
走りも綺麗なんです、彼。スーパーマンのよう。

そのスーパーマンより、福士選手って速いわけですよ。ヒエー。
オリンピック選手レベルの女子って、どんだけ速いんだか、って感じです。
だって、福士さんがあの10マイルレースに出ていたら、あのスーパーマンより前で、エリート男子ランナーたちの群れを引率するような感じで走るわけでしょ。それはすごい「絵」ですよ。
このスーパーマンも、シカゴマラソンレベルになると、見慣れない女子の背中を見ながら走らないといけないわけです。



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アメリカ女子のレジェンド、ディーナ選手。鍛えられた肉体。 やはり歓声がすごい。


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日本からの招待選手、吉井賢選手。


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吉井選手に続いて、こちらも招待選手の兼実 省伍選手。
このクラスになると、やはり速いですねー。
2人で21、22位ですけれど、本当にご立派です。
日本語ではっきりわかるように、「ガンバッテー!」と応援しました。ちらっと反応されました(笑)。



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私の、個人的お気に入りのシカゴのランナーの一人、481番がやってきた。
彼はシカゴの「七人の侍」のリーダーなの(私が勝手に決めてるんだけど)。
島田勘兵衛。そ、あの志村喬の役ね。渋いんだわ。かっこいいんだわ。



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リーダーに続いて来た、金髪498。
彼は菊千代。三船敏郎の役。一番キャラは強いのね。で、あまり礼儀作法とかも知らないタイプ(笑)。
ランニングフォームとかも、他のエリートたちに比べると綺麗じゃないんだけど、早いんだわ。ものすごくガッツがあるんだわ。七人の侍の中には欠かせないのです。

侍たち、自己ベストは出なかったみたいだけど、ケニア、エチオピア勢も自己ベストより5分ほど遅いので、皆さん上出来です。
素晴らしい走りでした。


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さすがシカゴマラソンになると、インターナショナルな顔ぶれがそろう。
エリートランナーたちではないけれど、結構上位に一般の日本人ランナーがいましたよ。すごいですね。旅の疲れもどこへやら、じゃないけれど、ランナーにとって時差調整も大変だろうし、地理を知らない慣れない土地で走るっていうのも大変なこと。

みなさま、お疲れ様でした!
今年もたくさん元気をもらいました!


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「走る気になった?」と、ランナーの友人に聞かれたけれど、いやー、申し訳ないけれどなりませんね(笑)。
フルマラソンなんて、誰もができることじゃないですよ。マラソンを知れば知るほど、それを実感する次第です。



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ライブ/クリスチャン・スコット

Posted by ジャンヌ(Mami Takayama) on 10.2015 人々
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シカゴジャズフェスティバルが終わってすぐの9月8日、またジャズへ。
ニューオーリンズが生んだ若手トランペッター、クリスチャン・スコット!!
場所はシカゴ郊外のエバンストンにある、SPACE
撮影仕事ではなく、プライベートであります。完全に聴きに行きました。でも、つい仕事癖が出てしまい、カメラを向けてしまうのですね(笑)。


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だってだって、クリスチャン・スコットですよ♪
聴きたいけど撮りたい。
フェスティバルでジャズ三昧でしたが、彼はまた別腹です。

「天才」と言われる「若手」ミュージシャンは数あれど、彼は本当に才能あふれるアーティストだと思います。
そんな彼のライブを、こじんまりしたクラブで目の前で観られる贅沢さ。


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来週発売される新アルバムのツアー。
ツアーメンバーは、彼のほか、ピアノ、ドラム、ギター、サックス、ベース、それにフルートの7名。これもまた贅沢なメンバー。

32歳のクリスチャンも十分「若手」だけど、ほかのメンバーはみな彼より若い。カレッジスチューデントみたいなサクソフォニストに、高校卒業したばかりという紅一点のフルートプレーヤー。

どのメンバーもすごい才能で、このツアーバンド、いいんです、とても。
ジャズにフルートって珍しいけれど、フルートってこんなに綺麗にトランペットと合うのよね、ということを再認識させてくれる演奏。


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新アルバムの”Of A New Cool"という曲、マイルス・デイヴィスからの影響を強く感じさせる。
クリスチャンのトランペット、若い力強さがあるものの、人生の悲しみを十分知っているような老成した音も奏でて、時に泣けます。



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ドラムとピアノの演奏中。聞き惚れるほかの4人のメンバー。
ドラムが素晴らしい。そしてブルースもクラシックも全ての音楽から影響を受けているピアニストの奥深さもいい。



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新アルバム、まだ発売になっていないけれど会場で売られていたので早速買ってサインもしてもらった。
演奏後、クリスチャンと話もできたし。ああ贅沢な時間。

CDを聴いたけれど、やっぱりライヴが断然いい。ライヴ盤をいつか作ってくれるといいんだけどね。

クリスチャンは話もうまい。
彼は自分の黒人やネイティブアメリカンの血やルーツをとても大切にしている。"Twins"という曲は自分の出生やアイデンティティを意識して作られていて、とても好きな曲。



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完全にトリップしましたよ。このライヴ。
あっというまの1時間40分。余韻が残りすぎて、翌日なにもしたくなくなる(笑)

最後の曲は、彼がニューオーリンズで窃盗犯に間違えられてポリスカーに追跡された怖い経験を元に作られた"K K P D"(クー・クラックス・ポリス・ディパートメント)。
ドラムとギターで始まる曲は、得体の知れない不安を宿った夜中のニューオーリンズの暗い通りを彷彿させる。
クリスチャンが経験した怒り、恐怖、そして傷ついた心(これが一番大きいと思う)が、彼の作り出す音に詰められている。切ないけどしびれます。


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ジャズフェスティバルでさんざんジャズミュージシャンを観たあとに、クリスチャン・スコットのステージを観た感想。
一言。。。。「若い」(笑)。
でもホント、それに尽きるのね。フェスティバルは若手もいるけれど、大ベテラン、大御所がやはり多くて。
このツアーメンバー、服装だけ見ると、みな全くジャズミュージシャンに見えないわけですよ。
クリスチャンはカシアス・クレーのタンクトップ着てるし、一番若いギタープレーヤーはヒップホップ系に見えるし。こんな若い人たちが、複雑なジャズをやってるって頼もしい。こういう人たちが育ってるって嬉しい。
客層は若い人もいるけれど、彼らより上の年齢層が多いわけで。若いミュージシャンが、人生経験豊富な観客達の心をつかむわけです、動かすわけです。それってすごい。
もう、参りました、って感じのステージ。



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このツアー、日本にも行くそうです!
10月7、8、9日と東京青山のブルーノート!
クリスチャン・スコット、おすすめです。是非日本のファンも増えますように。

そしてまた、シカゴにも来てほしいわ。




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