モン・サン=ミシェル

Posted by ジャンヌ(Mami Takayama) on 31.2016 Paris, France パリ
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せっかくブログはポーランドに入ったのに、うっかりモンサンミシェルを忘れておりました。
またフランスに戻ります(笑)

モン・サン=ミシェルです。フランスの西海岸、サン・マロ湾上に浮かぶ小島、そしてその上にそびえる修道院。


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ここに一度は来てみたかった。
当初、パリのモンパルナス駅から電車とバスを乗り継いで個人で来るつもりだった。だが、電車もバスもチケットは日がせまって買うと安くないのと、乗り継ぎや帰りの面倒などもあり、ツアーにした。個人で行く交通費と大差なく、ツアーバスなら楽チンである。
しかも8人(確か8人だった)のミニツアーで、このメンバーが皆個性的で往復の時間も楽しめた。


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朝7時。まだパリの朝は暗い。ルーブル近くに集合。そこからミニバスで片道約3時間半。結構遠いです。
パリは雨の予定だったのに、到着すると最高の青空。

修道院に着くと、あとはフリータイム。かなり時間に余裕のあるツアーでもあった。


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修道院にある丘は傾斜がきつく、えんやこら。


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この時間は干潮時。どんどん引いていく。


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有名な、修道院の回廊。


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ミサの最中。さすがに厳かでした。

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ここは食堂だった場所。

今でも合計12人だかの修道士たちがここで生活している。


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ここ、ぜひ満潮時を見てみたい。周囲と切り離されたこの島の世界。
朝、昼、夕、と変わる景色を満喫するなら、丘の中にあるホテルに泊まるしかない。日帰りはもったいないなあ、という感想です。


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お土産屋さんが沢山。


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有名なプラールおばさんのオムレツが食べられるレストラン。すごい混みよう。
ここでなくても、モンサンミシェルに来たら名物オムレツを食べる予定でしたが、この日パリに着いて4日目で胃に疲れがどっと来ておりまして、疲労もたまっていたのでしょう。体が糖分しか受け付けない(笑)


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油は嫌。だけど甘いものが欲しい。朝からアイスクリームを食べ、昼もパフェを食べ、おやつにジェラートを食べ、帰りの中でチョコレートビスケットを食べ。。。。。 私の体は、本当に糖分で栄養を摂るようにできてるんだなあ、と実感。スイーツないと生きていけません。


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修道院近辺に広がる緑地には羊さん。

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たっぷりモンサンミシェルを堪能して、パリに夜9時ごろ到着。


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この日はベトナム料理が食べたくて、サンジェルマンデプレでフォーの晩御飯。


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このサッパリした味わい。胃が「癒される〜♥」って言っていた。
このベトナム料理のおかげで、私の胃腸は驚くほどバッチリ回復。翌日からまた食欲旺盛に。

疲れたアジア人の体には、やっぱりアジア料理、とつくづく思った夜でした。



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パリ・「地下鉄のザジロケ地」

Posted by ジャンヌ(Mami Takayama) on 28.2016 Paris, France パリ
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パリ日記最終回。番外編。
映画、「地下鉄のザジ」のロケ地巡り。

ルイ・マル監督の1960年の作品。56年前のパリと、今と、どのように変わって変わっていないのか。

まずザジが到着しておじさんに会う東駅。


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プラットフォームは変わっていない。
列車の形は著しく進化した。そして人の着ているものも。


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ザジがおじさんと手をつないでこのドアから広場に出て行く。
このガラスの形もデザインも、広場の様子も周りの光景も、変わっていない、感動するほど。
だけど当時は駅に柵はなく、現在はある。


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ちょうど森山大道展が東駅で行われておりました。
当時はなかった柵にも展示がなされており。


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東駅からザジとおじさんがタクシーに乗り、街の光景が広がる。
するとこの教会が現れて、おじさんが「あれがパンテオンだよ」とザジに教える。タクシーの運転手が「違うよ、あれはパンテオンじゃない。何かわからないけれど、パンテオンではない」と。
これはサン・ヴァンサン・ド・ポール教会。

私はたまたま歩いていてこの教会に出くわし、ちょっと嬉しかった。おー、見覚えあるぞ、と。

この教会のあたり、映画では何度も回ります。


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おじさんのアパルトマン(ザジが滞在する家)がある場所。
地下鉄Bonne Nouvelle駅近く。
ここはすごい変わりよう。おじさんのアパルトマンの1階はバーになっていて、素敵な店だったのだけれど、今はスーパーマーケットになっており入口もなくなって寂しい感じ。
階段上がってからの店舗も活気も全くない。


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酒ビンを持って飲んでいるおじさんがずーっと立っていて、写真を撮っていても退いてくれない(笑)
おそらく、ここら辺はおじさんのテリトリー。

映画では、階段下にテラスがあってテーブルが出ていて、庶民が元気に食事をする光景が印象的。

ザジもおじさんもいるような光景は、残念ながら残っていません。


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ここはPassage du Grand Cerf。
ザジが追いかけっこするところ。
映画では活気のある素敵なパッサージュとして描かれていた。

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屋根はそのまま同じ。床のタイルは張り替えられております。

パッサージュといえば聞こえがいいもの、要はアーケード街。
日本の商店街にあるような、活気のあるアーケード街もいいですね。生活の匂いがしてこそのアーケード街。だけど東京でも近年寂れたアーケード街があるように、パリのパッサージュもいろいろ。
ザジのいた頃は庶民の商店街だったところが、観光化されて家賃が上がり、おしゃれな店舗しか入れなくなったということもある。
中心街にある歴史的価値があるパッサージュは、それこそ観光客がお金を落としてくれるけれど、中心地から外れたところにあるパッサージュは微妙。空きテナントが目立ったり。


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ザジが来る蚤の市。クリニャンクール。


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あれこそ60年代の、かつてあった本来の姿の蚤の市。現在のクリニャンクールは形こそは残しているけれど、高級な店舗がほとんどになってしまっている。


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蚤の市のレストランで、ザジがムール貝とフレンチフライを美味しそうに食べる。
それがこの店。
店は古いノスタルジックな雰囲気で残してあるものの、あまりにツーリスティックでありまして、入る気はなくしました(笑)
メニューを見ると、ザジが食べたようにムール貝はあります。


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エッフェル塔も出てきますね。


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エッフェル塔の真下からのシーンが好きなんですが、現在真下は塔に登るチケットを買わないと入れないようになっています。
エッフェルは、鉄骨なのにレース模様のように繊細なデザインが本当に綺麗。

映画は時代を残してくれる貴重な存在。
きっと今のパリも、50年後から見たら「蚤の市、こんなに原始的な蚤の市だったんだー」なんて見えるのかもしれない。
おじさんのいたアパルトマンも、また素敵なビストロになっているかもしれない。

2016年秋のパリの記録。

パリ日記、これにて終了。お付き合いくださりありがとうございます。

これからポーランドまとめます。お楽しみに。


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パリ蚤の市・クリニャンクール

Posted by ジャンヌ(Mami Takayama) on 28.2016 Paris, France パリ
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パリの蚤の市。ここはパリでも最大規模のクリニャンクール。


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約3000軒の露天商が集まっているというが、もちろん3000軒全部行けるわけがありません。

家具、食器、レコード、古着、ガラクタなどなど、店によって個性が全く違うので、何も買わなくてもぶらぶらするだけで楽しいところ。


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蚤の市と言っても古美術商も多く、結構なお値段のものを扱っている。
安心していい物が買える蚤の市でしょう。


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アメリカでもそうなんだけど、本当に安くて掘り出し物を見つけるならば、ガレージセール、エステートセール、または引越しなどで家中の荷物をドンと寄付で置いていくスリフトショップなどがベスト。
業者がそういう場所から買い付けて、蚤の市で売るのだから蚤の市は必然と高くなる。ただ、選ばれた物が置いてあるので、選び抜く時間は省けます。


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70年代に父が、パリの蚤の市でランプとか大理石のスタンドとか買ってきたんだけど、あれはどこの蚤の市だったのだろう?
ランプもスタンドも結構いいものなんですよ。。。きっとそんなものが、当時はもっと原始的な蚤の市で手に入ったのだと思う。

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時間があれば、あちこちの蚤の市巡りもしてみたいところです。


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クリニャンクールの最寄の地下鉄駅前付近は、週末すごい人出。
賭け事やってるっぽく、すごい人だかり。カメラ向けると「ダメダメ」って言われましたが、やましい事やってるから「ダメダメ」なんでしょー、って思った。撮っちゃったけど。


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アンティークマーケットに行くまでは、アメ横みたいな雑然としている場所を通り抜ける。
売ってるものはアメ横の方が色々あって面白いですよ。ここは安かろう悪かろうの品物揃えですので、買うものはない。。。だけど、パリの一面を見るにはとても面白いところ。


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パリ日記、次は最終回です。



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パリ18区(モンマルトル)vol.5

Posted by ジャンヌ(Mami Takayama) on 28.2016 Paris, France パリ
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モンマルトル最終回。
最後は雨の日のモンマルトルで。


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パリは雨の日が美しい。
傘さして写真撮るのは大変だけど(笑) 


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予報では雨の予定じゃないのに、夕刻になると雨が降る。 そんな日が多かったです。


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パリ日記もいよいよ終盤に。
あともう少し、お付き合いください。



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パリ18区(モンマルトル)vol.4

Posted by ジャンヌ(Mami Takayama) on 27.2016 Paris, France パリ
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モンマルトル、まだ続きます。
ここは有名なテルトル広場。画家たちが絵を売っていたり、観光客の似顔絵を描いて売っていたり。


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モンマルトルがボヘミアン村だった頃の様子を、想起させる場所でもある。


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ここに昔来た時、ここにいたフランス人とイタリア出身の画家に声をかけられて、イタリア人の方がタダで似顔絵を描いてくれたことがある。デフォルメされた、よくある似顔絵ね。
サササーッと特徴掴んで描いてくれたんだけど、ソバカスいっぱい描かれて不満に思ったっけ(笑)20代の頃なんですけど。ああ、画家はよく見てんなーと。


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ツーリストの母娘なんだけど、二人でベレー帽被ってんのね(笑) 「フランス来たらベレー帽」と思ってるのでしょうか。なんか微笑ましいし、似合ってました。
フランスでベレー帽かぶってる人って、あまりもういないから。カッコイイと思うけどね、時代は変わりますし。


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モンマルトル、旅行で滞在するならいいのだけれど、ここで生活するのは大変だろうなあ。
坂がきついので、歩いて登ったり降りたりしょっちゅうできないし、自転車はまず無理だし、車は入れるけれど、観光地なので大型トラックが搬入でしょっちゅう道をふさいでいて、トラックが停まってる間は後ろの車は動けない。みんな辛抱強くよく待ってるなあ。。。と。日常のことなんだろうから、イライラしてもしょうがないけれど。


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モンマルトルの丘にある、ムーラン・ド・ラ・ギャレット。
元々はただの風車小屋だった所が、19世紀にダンスホールに改造された場所。現在ダンスホールは無くなりレストランとなっている。

モンマルトルの画家たちは、この風車小屋をよく描いていた。
モンマルトル美術館でその絵を目にし、あー、よく見る風車小屋って、ここのことだったのかーと納得。


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ムーラン・ド・ラ・ギャレットを描いた画家は数あれど、一番有名なのはルノワールのこれでしょうね。
これがこの風車のダンスホールだったのだということは、今回私は初めて知った。


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私が好きなのはピカソのムーラン・ド・ラ・ギャレット。ニューヨークのグッゲンハイムにある絵。
これは強烈。


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これはロートレック。キャバレーやダンスホールが好きな画家なり。


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華やかな中ではなく、素朴な外観を描いたのはゴッホ。
明るい色を使った他の画家のムーラン・ド・ラ・ギャレットとは違い、この色彩。
ゴッホの美意識や求める物には泣けてきます。
そして、この絵がベルリンにあることを知らず、つい2週間前にベルリンに行ったにも関わらず、この絵を観てこなかった自分にもっと泣けてきます。(ドイツの予習を全然してなかったんだよねー。。。。ガクッ)


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モンマルトルの丘から見る夕暮れ時。
右奥に見える醜い高層ビルは、モンパルナスタワー。邪魔だわー、このビル。歩いていてもこのビルが見えると、うんざりする。
凱旋門とかシャンゼリゼよりも、ずっとテンション下がるわ。
でもこのタワーからのパリの眺めは最高らしい。醜いモンパルナスタワーが見えないし(ププ


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煙突とエッフェル塔。


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モンマルトルの、パンがすごく美味しいベーカリーで、ずっとウィンドーで狙っていたりんごのタルト。
見かけからして、これは絶対にはずれないだろうと。そして大当たりの美味しさ。いい仕事してらっしゃいます。
これが今回の旅行で食べた最後の記念すべきスイーツなり。


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次回がモンマルトル最終回です。



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