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コンサート・2019年2月

Posted by ジャンヌ(Mami Takayama) on 03.2019 音楽・ミュージシャン・ライブ撮影日記
Bobby McFerrin1
Bobby McFerrin & Gimme 5: Circlesongs at City Winery Chicago 2.22.2019

2月は通常より2、3日短いというだけで、本当に終わるのが早く感じますね。ピューっという感じで飛んでいきました。
さて1月に続いて2月のコンサートまとめを一気に。

ボビー・マクファーリン。
「Don't Worry, Be Happy」の曲で有名な彼ですが、彼は大御所ジャズマンです。
彼の武器はいかようにもコントロールできる声。この日も、時に胸を叩いたりしながら発声する歌声を堪能いたしました。


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Lisa Fischer & Grand Baton (Official) at City Winery Chicago 2.5.2019

偉大なるヴォーカリスト、リサ・フィッシャー。
ストーンズはミックのデュエットパートナー歴30年、他にもスティング、ルーサー・ヴァンドロス、ロバータ・フラックなどバックコーラス、アルバム参加など、大物たちから頼られているシンガー。
2013年にドキュメンタリー映画でオスカー受賞した"20 Feet From Stardom" (邦題: バックコーラスの歌姫<ディーバ>たち)に出演している。
プロたちの間では当たり前の話なのですが、バックコーラスのシンガーたちって、フロントに立つ歌手より歌の技術や上手さだけに限れば上なのが普通。フロントマンを臨機応変に支え、あくまでも自分は黒子に徹しフロントを輝かすというスキルにも長けてなければいけない。
そんなバックがフロントに立つと?
華やかさは持っていなくても、そんなものを求めていないファンもいるわけで、彼女の歌声だけで白飯何杯も食える(アメリカ人、こんなたとえしませんが笑)、って人は多いんですよー。
逆にフロントマンというのは、歌のうまさやギターの技術だけではスターにはなれないし売れないし、フロント張れる強烈な個性やストレスに耐えうる強靭な心臓やサービス精神、これまたバックコーラスやる人とは別な能力が必要なだけで。役割分担ですね。


richa.jpg
Richard Johnson Trio at Winter's Jazz Club 2.12.2019

リチャード・ジョンソントリオ。
オスカー・ピーターソンのジャズの名盤「ウェストサイドストーリー」。
「ウェストサイドストーリー」は、舞台も、映画の映像もストーリーもバーンスタインの曲の数々も全てが芸術。
そんな名曲を、天才ピアニストオスカー・ピーターソンが彼なりに解釈したジャズアルバム。
「このアルバムは、聴くだけならそれほど難しく聞こえないのだけれど、演奏するのは本当に難しくて」とリチャードは語っていました。
ドラマーも、「「これでできた」と思っても、自分たちの演奏を聴いてみると何かが違う。近づくのは本当に苦労する」と言っていた。
複雑だからこそ、調整しがいがあるのでしょう。


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Patrizio Buanne is at City Winery Chicago 2.13.2019

パトリッツィオ・ブアンネ。
イタリア、ヨーロッパで、すごい人気の歌手です。ちょっとエルビスっぽいいい声をしています。
イタリアのカンツォーネから、ロックやポップまで。イケメンなのでおばさんたちにすごい人気とか(笑)
観客もイタリア系が多いのかと思いきや、シカゴ会場ではポーランド系のファンが大勢いました。


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Jeff Massey of Funky Mojo Daddy at Buddy Guy's Legends 2.27.2019

友人ですが、イケメンなので載せておきます(笑)
彼は他にロックバンドもやっていて、そのバンド撮影で知り合ったのですが、ブルースバンドのギター&ボーカルも務めている。これはブルースバンド。


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Ronnie Baker Brooks at Evanston SPACE 2.16.2019

ロニー・ベイカー・ブルックス。
ブルース界では、ロニーは「スター」扱い。
彼のブルースアルバムに、ミックジャガーやキースリチャードも参加するほど。
常に世界を飛び回っていて、なかなか地元シカゴでお目にかかれないのですが、久々にキャッチ。


Kandace Springs3
Kandace Springs feat Bob Palmieri at City Winery Chicago 2.17.2019

キャンディス・スプリングス。
ジャズベーシストのエスペランサ・スポルディングをちょっと彷彿させる、キュートなジャズソウルシンガー、ピアニスト。
彼女のことは知らなかったのですが、これを撮影してからいろんなミュージシャンから反響が。ジャンル問わず、プロたちの間ではよく知られた、リスペクトされているミュージシャンです。


don.jpg
Alejandro Escovedo with Don Antonio Band at City Winery Chicago 2.2.2019

アレハンドロ・エスコヴェード。
メキシコ系アメリカ人のロックミュージシャン。


Donavon Frankenreiter2
Donavon Frankenreiter with special guest Matt Grundy at City Winery Chicago 2.18.2019

ドノバン・フランケンレイター。元プロサーファーという、変わった経歴の持ち主。
西海岸らしいサーフサウンドは、雪の残るシカゴの2月に異文化を持ち込んでくれる感じ。
風変わりなおっさんで、ステージでもかなり酔っ払っていらっしゃいました。両腕の大量なタトゥーはかなり細かいデザインの図柄が多く、撮影しながらちょっと見入ってしまったり。


Hudson Taylor1
Hudson Taylor at City Winery Chicago 12.12.2019

ダブリンから、ハドソンテイラー。
今回ここに載せるつもりはなかったのですが、2月を読み直してみると、なんかおっさん率が多かったので、急遽若い男性たちも入れておこうと取り出してみました(笑)
音楽と同様、写真にもバラエティが必要ですね(笑)

世界にいろんな民族音楽がありますが、民族音楽の中では私はなぜかとりわけアイリッシュ音楽が大好きでして。
とても伝統的なものからアイリッシュロックまで。アイルランドの血は流れていないのに、血がさわぐというか。胸に沁みるものもあります。


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Allison Miller's Boom Tic Boom at Green Mill Cocktail Lounge 2.23.2019

かっこいい女性ドラマー、アリソン・ミラー。NYで活躍するジャズミュージシャン。
彼女を初めて観たのは2017年のシカゴジャズフェス。そこでとても印象に残っていて、去年のハイドパークジャズフェスに彼女が来るというので再度観に行った。
残念ながら話すチャンスはなかったのだけれど、今年に入って彼女から連絡が。
私が撮った彼女のコンサート写真を買いたいと。自分のライブ写真を探していたのだけれど、私の撮った写真が一番気に入った、と。自分がファンな人から、こういう連絡が来るときは一番嬉しい。
そんで「ところで来週シカゴのジャズクラブで演奏するんだけど、撮影お願いできないかしら?」と急遽頼まれた。
実はすでに他の予定が入っていたのだけれど、蹴って彼女撮影を優先。
ステージ上でも魅力的なアリソンですが、非常にチャーミングでキュートでかっこいい(ドラム叩いてるときは男前)人です。
年末に、こちらの夜中の人気トーク番「Late Night with Seth Meyers」に出演していて、そこで演奏するアリソン見て「頑張ってるなあ」って思い出してたんだよなあ。
いい出会いでした。これからも応援していきたい。

さてさて、3月になっちゃいました。今年入って、まだ新年の挨拶をちゃんとしていない人がいっぱい。
そのうちそのうち。。。。。と思っているうちに、もう旧正月も過ぎました。
今年も1年、このように追われる年になるのでしょうか。自分でそうしてるんだろうが。。。。というツッコミはなしです(笑)
今日はたまの休みです。休みなのでぼーっとしながらブログ書くことにしました。この後、たまった映画でも観ようっと。

そういえば、今年のアカデミー賞は期待はずれだなあ。
「グリーンブック」の最優秀作品賞は納得いかない。役者はいいとして、物語的にも作りも全然平凡じゃないか。全く驚かされもしないし感動もしない。だからと言って、他の候補作品も、作品賞に値するような飛び抜けてよかったのはなかった。ま、こういう年もあるね。
すごい作品が重なる年の方が、いい作品が賞取れないの見なきゃいけないから残念だったりもするし。
「グリーンブック」は、2度観たいと思わないし、10年後には誰も語らないくらいの作品。

それに比べると、前述した「ウェストサイドストーリー」とかやっぱすごいもん。何十年経ってまた観てもすごいもん。昔テレビで観たときは、あの作品に見合うテレビが普及していなかったからそれなりに観ていたけれど、今ハイビジョンで観ると、再再再感動するもん。こんなディテールにまで凝っていたのかーっ!!って(昔のテレビにはよく映らなかったんだよねー。。。)。
若い時は、マリアとトニーのシーンは他に比べるとスローだし退屈!って思ってたんだけど、今見るとNYアパート裏のロミオとジュリエットシーンなんて、背後でたなびく洗濯物の色の淡さの配置とかビックリするほど感動で、ベルナルドやアニタが踊るシーンの鮮やかなドレスの色洪水との対比ですごいんだよなあ。
ドックの店の棚の薬瓶の並び具合や色の配置。我が家のバスルームのキャビネットにも入っている(おそらくアメリカの家庭のどこにでもある)お腹の薬のPepto-Bismol とか並んでいて、「あの時代からボトルの形変わってないのかー」なんて変なところで感動したり、こういう配置は小津安二郎の影響ちょっとあるのかなあ、なんて思ったり。

「グリーンブック」なんかより、日本映画の「万引き家族」の方が何十倍も優れた作品。「万引き家族は」3回くらい観ましたよ(笑)
「カメラを止めるな!」も3回観たなあ。
「万引き家族」は外国語作品賞で受賞逃したけれど、選ばれた「Roma」は良さそうなのでチェックしないと。
是枝さん、「万引き家族」を上回る作品を作ることは易しくないだろうけれど、これからも頑張って欲しいと思います。



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