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砂遊び

Posted by ジャンヌ(Mami Takayama) on 01.2010 人々
この日は爽やかすぎる夏の午後。
ビーチに来たら涼しすぎて、長袖のパーカーを羽織ったくらいだ。

水温も随分と低いのだろう。
「水泳禁止令」が出されていて(連日暑い日が続いていたので、珍しい)、ライフガードがちゃんと見張っている。

せっかくビーチに来た子供たちは、泳げなくてちょっと残念そう。。。。でもなくて、ビーチで砂遊びに夢中である。


ko22.jpg


10人くらいの子供のグループだったんだけど、オムツをしているチビちゃんから、13歳くらいまでの子供までさまざま。
兄弟にしては多すぎるし、年齢のばらつきから学校行事でも無さそうだし。。。

山作りに池作り。
無我夢中でみんな作っている。

ko33.jpg


そこで、「あと5分だぞー! 5分で帰るぞー!」と声がかかる。
お父さんだか先生だか分からないけれど、メガネをかけた男性が居る。

「5分だぞー」と声をかけて、男性はすぐに読んでいた本に目を落とす。
彼も夢中で本を読んでいる。

「あと5分」と言われた子供たちは、残り時間少ないビーチでの遊びに精を出す。
一心不乱の様子で、作りかけの「作品」に仕上げをかける。

だけど、5分経っても帰らない。男性も本から目を上げない。
15分経って「帰るぞー!」と再び。

さすがだね、「子供の5分」を分かっている。
「5分」と言って「5分」では済まないのだ、子供たちの時間は。

最初から「15分」のつもりなんだわ。


ko44.jpg

15分経って「終わりだぞー」と再び。
だけどその男性は、すぐに子供たちをせかさず、彼らの「作品」」を丁寧に見て回る。

「すっごい池作ったねー!」 「どうやって作ったの?」

褒められた子供は、得意になって自分の技術を説明する。
「川を作って水を運んで、ここで塞き止めてダムを造ったんだ」

男性は他の子供たちにも同じように聞いて回る。

作品を褒められ、大満足した子供たちに、最後の号令。
「さ! 早く帰るぞー!! 靴を持って、急いで急いで! Go! Go! Go!」


ko55.jpg


その後の子供たちの帰る支度の早かった事!!
脱いだサンダルや靴を抱えて、置いて行かれないように走って消えて行ったのだった。

彼らの建設した池やらダムやら運河は、静かになったビーチに残されていた。





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