Tokio散歩 渋谷

Posted by ジャンヌ(Mami Takayama) on 18.2011 東京散策
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渋谷という街は、用事があって行く事が多いため、カメラを持って出かけた事が無い。
用事で歩いてしまうから、散策は他の街に足が向いてしまうのもある。

だけどこの日はバッグにカメラが入っていた。
用事のあと、次の用事までちょっと時間がある。急ぎ足で歩いた所。。。それは百軒店界隈。

この辺りは、昔っからあるストリップ劇場、道頓堀劇場とかある。
まだあるんだー!とちょっと感動(入った事はありませんが)。 こういうのも無くなるときっと寂しいね。

インドカレーのムルギーとかね。戦後すぐからあるお店。
昔っから、「昔からあるんだよ」と言われて、「昔」を知っている友人が連れて来てくれた。
インド料理が、今みたいに東京のあちこちに無かった時代だ。 今もムルギーは健在だ。

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それから美味しい串揚げ屋さんもあるんだよな。
大学の時に初めて年上の彼氏に連れて来てもらった。 
その時、串揚げというものは、つくづく大人の食べ物だと思った。
あれはお酒を飲みながら、ゆっくりちょこっとずつ食べる物なのだ。あまりバクバク沢山食べる物ではない。
だけど、私は彼氏よりもうんと若くて食欲大盛だったもので、ハンバーガーを食べるように串揚げを食べた。
次から次に。あんなちっこい物、どんどんお腹に入ってしまう。何十本食べたんだろう?
お会計が3万円以上だったのを覚えている。ほとんど私の串の数だ。彼のお酒なんて大した事ない(きっと5千円くらい)。
百軒店の串揚げ屋で、2万5千円分食べる女子学生もそうそう居ないだろう。


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ここら辺はラブホ街でもある。
ラブホ!ラブホ!と思いながら、撮影した(怪しい人)。 だってラブホ街なんて、アメリカには無いもの!
住んでいると気づかない(マヒしてしまう)この文化。ラブホこそ日本!

写真はアダルトショップ。こういう店にも昼間から、フツーのスーツ着たおじさんとか居るわけ。
アメリカのアダルトショップはドアが閉まっていて中が見えないように配慮されていて、なんだかもっと「入ってはいけない」雰囲気があるんだけれど、日本の店はオープンなのよね。ドンテキホーテと変わらないじゃないか、ってな感じの明るい入り口。


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ここを歩いているカップルは、「皆、ラブホ帰り?」と思ってしまう?。。。そんな事はありませんよ。
ここは抜け道ですしね。


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ラブホ街の中にある神社。これも昔から変わらない(神社は閉店とか無いしね)。
桐野夏生の「グロテスク」はここら辺が舞台だったなあ。
東電OL事件でしたっけ。 あの小説はグロくて好きだった。ゾクゾク。

写真は、ラブホ街を通り抜ける父息子。これが東京の普通の光景よねー。
こういう所、小学生が1人で自転車で走ってるもんなあ。日本人、ませるわけです(皆じゃないが)。


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これは老舗の名曲喫茶。 
昔は沢山あったそうな。これは生き残り。こういうのはずっとあってほしい。

ここではないが、串揚げ屋に連れて行ってくれたうんと年上の彼氏が、名曲喫茶にも連れて行ってくれたことがある。
不思議な空間だった。客は話もせず、コーヒー飲みながら目をつむって音楽聞いてるのだ。
リクエストも受け付けてくれる。名曲喫茶で打ち合わせしている人とかは居ない。

彼氏が学生の頃は、名曲喫茶がブームだったのだとか。
彼と私には世代の違いのカルチャーギャップがあったが、色んな事がかえって新鮮だった。



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夜の待ち合わせまでまだ時間があったが、散策は早く切り上げて近くの映画館に入った。
観ようかどうか迷っていた「ノルウェーの森」
小説は昔に読んで、予想を超えて感動した事は覚えているのだが、内容を全く覚えていない。

映画の出来は期待出来なかったが、松山ケンイチを拝めるだけでもいいや、と思った。
ケンイチ君なんて、シカゴに帰ったらもう会えないからね。大画面で観てやるぞ!

期待はしていなかったが、印象薄くてもう忘れかけている。。。(苦笑)
小説は忘れているから小説との比較は無い。だけど映画そのものが。。。↓
ケンイチ君はいいのだけれど、直子と緑がなあ。。。。ああいうイメージではなかったぞ。。。という事を思い出した、皮肉にも。あまりにも違いすぎて思い出した。違うぞ、と。

「ノルウェーの森」は60年代が青春時代の恋人たちのお話。
ムルギーや、名曲喫茶が流行っていたのと同じ時代。
この日にこの映画を観たのは偶然だったけれど、60年代に呼ばれていたのかな。



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でもね、青春時代は痛いよ、と思った。切実に思った。
どんなに遊んでいたとしても、青春時代に純粋に愛してしまう人が存在したら、それは一生その人の人生にまとわりつくだろう。
何故ならば、その純愛は成就しないから。成就させてしまった物は純愛にならず、現実になる。
自分にもあったなあ。。。好きだという事すら気づかない、気づくのが恐かった感情が。

「ノルウェーの森」の映画にはガッカリしたが、自分の青春時代を振り返らせてくれた。色々と反省するべき点も(苦笑) 

百軒店も、色んな人の青春の歴史が詰まっている。きっと道頓堀劇場にも(笑)






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