黒人墓地@ニューオーリンズ

Posted by ジャンヌ(Mami Takayama) on 01.2011 New Orleans
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ニューオーリンズのカトリック墓地を紹介したが、ニューオーリンズの人は確かに、墓地にすごくお金をかけ、豪華に葬る。
今では敷地一つが1千万円する所もある。土地代だけでそれなのだから、さらに大理石で立派な廟を建てたり彫刻を作るとなると大変だ。いい墓地に死者を葬るのには家を建てるようなお金がかかる。

しかし、ニューオーリンズの墓地がどれもこれも立派なわけではない。
ガイドブックにも無い、小さな黒人カトリック墓地が存在する。


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遺体が流れるので土の中には埋めず、土の上の廟に葬るニューオーリンズ式墓地が一般の中、黒人墓地は一目見て様式が違う。
貧乏な黒人たちは、廟を建てるお金が無かったので、全て土の中に埋めたのだ。
だから、家のような廟も無いし、彫刻も存在しない。とてもシンプルな墓地。


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ベッドのような枠があり、それが遺体が眠る場所なのであるが、まるでフラワーベッドのようなのだ。
草と花に覆われて、十字架やマリア像がポツポツと立つガーデン!

石の代わりに木の十字架も目立つ。
石と違って朽ち方の早い木は、時間を経て傾き、草や土と一体になっている。


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墓石の手書きの文字に泣ける。
石を彫るお金もない人たちは、拙い文字で名前や言葉を書く。
そこには、豪華な墓地とは違った感動が流れている。


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ニューオーリンズは死者の街とも呼ばれるが、お葬式も派手で賑やかなことで知られる。
人が亡くなると、ジャズの楽隊付きで遺体を共なって家族親戚、友人らでパレードする。
その音楽を聞きつけると、知らない人たちもパレードに続き、踊りながら歌いながら墓地まで行進するのだ。

楽しそうに、賑やかに、死者は見送られる。


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