「一緒によい本を」

Posted by ジャンヌ(Mami Takayama) on 18.2011 「ブラック・カルチャー観察日記」出版・執筆日記 0 trackback
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「知られざるブラックカルチャー★Chicago Insiders」のブログを始めたときは、書き始めるならばいつか、何かの形に残したいな、とは思っていた。

ただ、それが書籍出版という形に結びつくとは、始めた去年の9月には全く頭に無かった。

しかし、どこもかしこも出版不況、出版不況とその話しか聞いていなかったので、最初は全然期待もしていなかった。

雑誌の連載でも取れればいい方だと思うのに(実際、それでも十分である)、「雑誌は月刊でも1年に12回しか載せられませんからね。。。。。最初から書籍の方向でいきませんか?」と逆に提案された時は、願ってもいない事であった。
「なにかの形」として、書籍出版は最高の形である。

それからトントン拍子である。本当にあっという間に企画が通った。
9月に書き始めてから、5ヶ月後には決まっていた。

後から考えると、これがかなり異例の事だということが段々分かって来た。
そう、今や出版業界は、なかなか新人の本を出したがらないのである。実績が無いと、かなり難しいらしい。
1冊でも著書を持っていたりすると随分違うのらしいが、いまや本を売るのが大変な出版業界は、売れる本じゃないと当然手をつけたがらない。
文芸賞も取った事の無い新人が扉を開くのは、「皆無に近い」とまで他のライターさんに言われた。

なんか色んな事情を、知らなかったのが幸いしたのか(笑)
こういう所、私はかなり図々しい度胸が据わっているのかも。
本業が写真家、という点も、興味を持ってくれたのかもしれないが。

さて、企画が通ったからと言って、すぐに「じゃあ早速書き始めてください」とはならない。

私も書籍出版も本格的な執筆活動も初体験なわけで、色んな事が毎日勉強である。

企画が通ってから、編集者は色んな事を考えなくてはならないのである。売る為に。
しかし、書くのが私の仕事、企画するのは出版社の仕事。。。という分業ではない。
そもそも私の企画なわけで、それにあれこれアイデアを出してくれるのが向こう側。

プロたちの意見は非常に参考になる。
全く思いもしなかったアイデアが湧いて来る。
この、書き始める前の色んな決めごとやり取りが、実はすごく時間を要する。

編集者は、他に雑誌も抱えているし、担当作家も私一人だけではない。
1人で何人もの作家を抱えているのだから、スケジュール的にも大変。
私のために色んな本を調べてくれたり、読んでくれたりして、アイデアを膨らませてくれて、恐れ入る。
編集者の仕事って、本当に大変。。。って思う。

なんだかんだと、この執筆開始までのウォームアップ期間が終わり、先週いよいよ「じゃあ、この形でいってください!」とゴーサイン。
いよいよ開始したところ。

今回出版してくださるP-Vine Booksの編集者の方は、「書きたい事を自由に書いてください」とまで言ってくださる。
こんなに信用されていいのだろうか(笑)
期待に答えないとね。

「一緒によい本を作りましょう!」という一言は、なにげないけれど、本当にステキな響き♪
共同体です。
私1人じゃどうにもならない出版という大きな仕事。

お世話になる編集者には頭が下がる思い。

私にとっては新しい分野なので、ワクワク度も大きい。
楽しんで書いて行こうと思う。

実は「楽しい」だけでは終わらない執筆作業であるが。。。(苦笑)
まあそれはまた、つづっていきます。。。。
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