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The editor is always right

Posted by ジャンヌ(Mami Takayama) on 30.2011 「ブラック・カルチャー観察日記」出版・執筆日記
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編集者は常に正しい by スティーヴン・キング

大物作家だってこう言っている。

そりゃあ、出版社だっていろいろあるのだし、編集者だってピンからキリまでなのであろうが、こう思える編集者と出会えることは、ライターにとってはまず幸せなことと言えよう。

そして私は、そう思える編集者と出会えたことは、新人としては超幸せなことだと感謝している。

執筆作業を全て終えた今だから振り返られるのだけれど、担当編集者はいろいろと気をつかってアドバイスしてくれていたと思う。
きっと言い方によっては気を損ねる気難しいライターもいるからであろう。

私は編集者のアドバイスが丁寧で優しければ優しいほど、これに応えなければならぬ、と思っていた。
そう、私は編集者の「穏やかプレッシャー作戦」にまんまと乗せられていたのだ。

私が編集者という人間を読む以上に、編集者は書き手の人間を読んでいる。
どのようにすれば書き手をベターに出来るのか、ベストを引き出せるのか。
そこが編集者の力量であり、彼らが持つ才能なのであろう。

担当編集者は優しい言葉で、厳しいことを言う。
指摘は的確なのである。
私が納得できる文章を書けていない時は、編集者も納得しない。
何かに引っかかっているときは、すぐに見抜かれる。

「何かが足りない」と思っても、何が足りないのか編集者も分からないときもある。
アドバイスに自信が無いな、とこっちが分かるときもある。
そういう時は何とか自力で抜け出そうと、何度も書き直し、書き直し、そしてふっと湧いて来たようにいい文章が書ける。
編集者に見せる前から「これです」と言えるものは、編集者も「これですね」と応えてくれる。

この呼吸は、執筆を初めてから明らかに後半でどんどん合うようになるのだ。
執筆作業終盤になって、私は編集者との人間関係を築いてきたことに気付く。
最初から信頼関係がないと出来ないが、その信頼関係はどんどん深まって行っていたのだ。

いい本を作り上げる事が第一の目的だが、それ以上にライターにとっては編集者という一人の人間に「内」を見せたことによる成長が大きいと思う。少なくとも私にとっては。
こういう「内」って、他の人には見せないことだよ、普通に生活していて。
でも、「書いてよかったな」と、心から思えるのだ、今。

編集者との関係は、本を一冊作ることにおいての副産物に過ぎないのだろうが、その副産物は非常に大きい。
「あとがき」に編集者への感謝の言葉を入れようとしたが、「照れくさいからいいです」と言われた。
「その数行を、もっと重要なことに割け」ってことだったのかもしれないけど(笑)
だけどやっぱり、今の気持ちを忘れないうちに、ここに記しておこう。


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