アメリカのカフェのいい所

Posted by ジャンヌ(Mami Takayama) on 24.2010 カフェタイム
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アメリカのカフェにも、ヨーロッパのカフェには無いいい点が沢山ある。
日本のカフェも、喫茶店文化から受け継いだ形を継承して独特の道を進んでいるし、やはり国民性や文化によって、カフェも形を変えて根付くのだ。

アメリカでは、ヨーロピアン風なカフェはウェイターやウェイトレスが居る。
だけど、ほとんどのカフェは、カウンターで自分で注文して、出来たらドリンク受け取って、勝手に好きなテーブルに座る。

ヨーロッパや日本のカフェに比べて、アメリカのカフェが誇れる物の一つは、店のスペースでもあろう。
テーブルとテーブルがくっつきそうになる程狭く、隣の人たちの会話が丸聞こえ。。。なんて店は街の中心でさえも珍しく、圧倒的にスペースに余裕がある所が多い。

天井が高い、床が広い、窓が大きい、テーブルが大きい。。。などなど、開放感に溢れている。
晩春~初秋は歩道にテーブルを出す所が多いし、中庭のテラスをオープンにしたり(凍てつくシカゴの冬は、テラス席は無理である。。)
前にも書いたが、私はフランチャイズのStarb**ksは嫌いなので、個人経営の店にしか行かない。
こういう店は、揃えてある家具もバラバラだったりする。
置いてある椅子が一つ一つあえて違ったり。
大きなテーブルがあったり、小さなテーブルがあったり。ソファもある。
ローカルのアーティストの絵や写真を、壁に飾ってある所も多い。

ラップトップで仕事するような時は、大きなテーブルに行く。
資料を広げたりするのには、便利で快適。
どこのカフェも、wifi(無線LAN)が使える所は、電源も使ってよい。
だから「あ!バッテリーが切れる!」なんて事も心配せずに、カフェに長居できるのだ。
大抵、電源は豊富にあるし、店側が延長コードを引いてくれている所もあるけれど、万が一のためには、自分でも延長コードを持参するときもある。
コードを床に伸ばして、他の客やテーブルの邪魔にならない。。。。というスペースの余裕。。。。これこそが、アメリカのカフェなのである。
日本の店だったら、即座にたこ足になりかねない。

こういうカフェはどこもエスプレッソマシーンがあるし、美味しいコーヒーが飲める。
紅茶の種類が多い所は、カウンターに葉っぱを入れたジャーが並んでいる。
自分でフタを開けて、香を確認したりして選ぶ。
柄も形もバラバラのマグが、棚に並んでいる所もある。
そこでは、好きなマグを自分で選んで、カウンターに持って行く。
紅茶はポットだったり、ティーストレーナーで出来て来たりさまざまだが、飲み終えて葉っぱにお湯を足してもらいたければ、頼めば快く無料で入れてくれる。

東京にも素敵なカフェが沢山出来たが、やはり場所柄「回転率」が大切なので、飲み物の器は小さいわ、ポットは小さいわ。。。
飲み終えて空のカップを置いておくと、すぐにウェイトレスが片付けにくるし、「飲み終えたならさっさと出て行って」的な所が見え見え。
なんか落ち着けない。

ま、こういう所はアメリカのカフェでは心配ご無用。
とにかく皆、長居する。
飲み物を終えたら、またカウンターに行って注文したり。
学生が勉強したり、フリーランスの人たちが昼間からラップトップ持って仕事したり、読書をしたり。。。全体的に静かで落ち着いた時間が流れている。

アメリカのカフェは、普通のコーヒーや紅茶は、カップ&ソーサーじゃなくて、家で飲むようなマグカップで出て来るのが普通。
紅茶をカップ&ソーサーで出してくれる店は、ロシアンティーハウスくらいなもんだ。
そう、全体的に「カジュアル」なのである。
でも、洗い物とかを考えると、壊れにくい厚い食器を揃える。。。というのは理にかなっている。
日本の喫茶店とか珈琲店では、マイセンだとかジノリだとかの器を揃えている所もあるが、そんな店をアメリカに求めてはいけない。
客も粗忽なので割ってしまう人が多いだろうが、その前に従業員が割りそうだ。
マネージャー、ヒヤヒヤ。

カフェで食べられる物は、基本的にサンドイッチなど軽い物ばかり。
しかし、すごく美味しいサンドイッチを作ってくれる所が多い。
小さな所で、飲み物だけが主体の店は、キッチンは無いのでカウンターやウィンドーに並んでいるマフィンやスコーン、パイやケーキのみだけの所もある。
ローカルのベーカリーで焼いた物を、置いている所も多い。

日本のカフェは、タイカレーもあるしスパゲッティもある。食べ物のメニューが豊富でかえってビックリする。
こういう所がニーズの違いなんだろうな。
アメリカ人で、「カフェでがっつり食べよう」って人は、まず居ない。
日本の場合は、カフェなのかレストランなのか、境界線が曖昧だ。

帰る時は、自分が使ったコップや皿は、カウンターに持って行って返すか、専用の場所があるのでそこに持って行く。
テーブルの上にそのままにしていく人も居るが、セルフサービスなのでそういうのはマナーである。

この、アメリカのカフェのスペースと、ウェイトレスなど余計なサービスの無いカジュアルさ、私は好きである。
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