上梓

Posted by ジャンヌ(Mami Takayama) on 12.2011 「ブラック・カルチャー観察日記」出版・執筆日記
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先日、某出版社の編集者から連絡が入る。
今回の、P-Vine Booksからの出版を大変喜んでくださり、お祝いの言葉を頂いた。

「どのような形でブログがブラッシュアップされたのか、楽しみです」とも。

早速献本させていただいたのだが、またお礼のメールを頂いた。

「さっそく拝読させていただきます。文章を相当調整されたご様子、その成果は反映されてますね。」

ありがとうございます。はい、かなり調整、加筆いたしました。
ブログは所詮ブログですから。
書籍化にあたって、かなり紙面(スクリーン)とにらめっこしながら書き上げました。

この編集者の方も、ブログの時点で読んでいてくれていた。
そして、「これは面白いですよ。本になりますよ」とも言ってくださった。
だけど半面厳しいことも指摘してくださり、書籍化にあたって改めなくてはいけない点をアドバイスしてくれたりもした。
この方と今回一緒にお仕事することにはならなかったが、「一番先に話をまとめてくださるところが、縁のあるところ。きっとお声はかかります」ともいい付け加えてくれた。

そして今回、最高の形でP-Vine Booksと出会えたのだ。


出版することを「上梓する」とか「梓に上す」というが、とてもいい言葉だなあ、と思う。
昔は、梓(あずさ)の木を版木に用いたことからこの言葉が来ているらしい。
版木に彫って印刷していたのだものね。

しかし、この梓はカバノキ科のアズサではなくて、「梓」という漢字は中国ではノウゼンカズラ科のキササゲのことなんだとか。
古くから中国では木版印刷の版材に、キササゲが用いられたことに基づく。
日本語では中国からの漢字をそのまま使うことが多いが、全く種類が違うものになってしまっている点は、植物名に限らない。とてもややこしい。

「上梓されたこと、お祝い申し上げます。」とか言われると、なんだか嬉しい響きだ。
こういう美しい日本語は、電子書籍の時代になっても変わらず残ってほしいなあ、と願ったりもする。



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