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写真選定

Posted by ジャンヌ(Mami Takayama) on 29.2012 「黒人コミュニティ、「被差別と憎悪と依存」の現在」執筆・出版
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4月刊行予定の新刊は、写真を多く入れる予定だ。
その写真を選んで先週末に出版社に送り、さらに編集者の選定も終えた。

帰国後すぐに、数あるデータをひっくり返し、画像とにらめっこ。
忘れていた写真も出て来るもんだ。
写真というのは、出版物になったり作品になったり、展覧会をしたりあるいはブログなどネットに載せない限り、撮ったまま二度と人の目に触れない物の方がはるかに多い。
なんとか一つでも多く、一人でも多くの人たちに見てもらった方が写真も喜ぶ。

今回も、二度と目に触れなかったかもしれない写真たちが出版物になるだろう。
写真の運命も分からないもので、ひょんなことから撮影者と再会し、編集者に気に入られる。


写真選定が終わって、出版社は印刷会社へ入稿。次行程へ。
どんどん流れる私の原稿。

本作りはお菓子作りみたいなもの。
私の中で小麦粉と卵と牛乳だった素材は、頭の中で、紙面上でどんどん練られ、砂糖やスパイスが加わり、ほどよい硬さになるまで何度も生地が捨てられる。
こんなものだろうか。。。と、出来上がったスポンジに生クリームを塗った状態で編集者に「味見」してもらう。
この過程は結構怖い。
スポンジにナイフを入れて、果たして「美味しい!」と食べてくれるのか。
あるいは切った時点で「失敗ですね」と捨てられてしまうのか。最初からやり直しはきついので、それは勘弁。。。と願う。

「とても美味しかったですよ。ちょこちょこ直す所はありますけど」と言われ、ホッとする。
出来上がった土台も綺麗に手を入れ形を直し、生クリームも味調整して塗り直す。
イチゴ選びの段階で、「◯◯産は甘みが薄いので、◯◯産を下さい」とか言われたりする。
そんで美味しそうなイチゴを採りにイチゴ狩りに出かける。
「待っていたのはこういうイチゴです!」と言われたところで入稿だ。


イチゴを切ったり、それを飾り付けしたり、生クリームの最終仕上げなんかはプロの職人に任せる。
切れる包丁をはじめ、彼らははるかに多くの「道具」を持っている。

最終仕上げに行く前に、「こんな感じでケーキを仕上げてみました」と、また私のところに戻って来る。
「こういう飾り付けは好みじゃない」とか「私はこういう形にはしない」などという点があれば、そこから私の直しが始まる。

1週間後には初校が出来上がって来る予定。
ここからの作業がまた大変だ。
納得出来る形に。妥協はできない。

「ドキドキ」しているのは私だけではないのだ。
私は編集者に入稿する時からドキドキし、編集者はこれまたドキドキしながら原稿を待っている。
その「ドキドキ」は流れ作業で次々に渡って行き、最後まで続くのだ。

今週は、印刷会社が頑張ってくれている。
初校をドキドキしながら待つとしよう。



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