Open 24 hrs

Posted by ジャンヌ(Mami Takayama) on 17.2012 アメリカの味/外食
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なんかひょんなことから、気になり始める店ってある。
住宅街からも商業地域からも離れた、さびれた工場地域に、ポツンとあったキタナシュラン系ダイナー。
去年の夏、豪雨が通り過ぎた晴れ間。
車を運転していたら、水たまりの中に浮いていた赤い屋根の店。
つぶれているのか開いているのか? どうやら開いているようだったけれど、そのときはこの写真を撮っただけで行き過ぎた。

だけどあれからなんだか。しばらく経ってもあの店が気になって。
今のご時世。あっという間に店はつぶれていく。
雨上がりに通り過ぎなかったら、雲の間からさす光がこの店に当たっていなかったら、気にならなかったのかもしれない。そんなもんだ。
しかし、あんな場所で24時間やってるって、一体誰が来るのだろう? 気になり始めると気になるものだ。

半年以上経って、先週自転車で行ってみた。
誰もいなさそうだけど、入ってみようと。



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夕方だったけれど、結構客がいたのでビックリ。
まずメキシカンの男女がちょうど私と入れ違いに帰って行った。
そして黒人の年配のおばさんが一人スツールに座り、テイクアウトでオーダーしていた。

メキシカンの男性のコックが一人。
白人のおばちゃんウェイトレスが一人。
ウェイトレスが「今オーダー取りに行くから。ちょっと待っててね!」と。

その間にも、黒人カップルが一組入って来てカウンターに座る。
その後ももう一組カップルが入って来てテイクアウト注文。

なんだ、結構流行ってるんじゃない。 つぶれるんじゃないかと思って心配してたんだけど。


ハンバーガーの値段は単品で$5近い。本当に安い場所のハンバーガーの2倍は(あるいはもっと)する。
キタナシュラン系カジュアルダイナーだからめちゃ安いのかと思っていたら(それこそセットで$5くらいの店かと)、普通にダウンタウンのハンバーガー並みの値段じゃない。
ひょっとしてフレンチフライも付いて来る値段かと一応聞いてみたら、「いや、別料金よ」とヒゲがうっすら生えているおばちゃんウェイトレスに言われた。
「チーズバーガーとフライと飲み物のセットはお得よ」と言われたのでそれにした。約$8のセット。
「オニオンは焼かないでね」と付け加えた。後で口が臭くなろうが、オニオンは生がいい(この後人に会う時はダメだけど)。

ジュージュージューと肉が焼ける音。
メキシカンのお兄ちゃんがてきぱき作る。



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どーん!と出て来た。アメリカ的ダイナー的盛りつけ。
しかしすっごく美味しそうなのだ。これは予想外。



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野菜はしゃきしゃき新鮮だし、肉も美味いしパンも美味い。
ええー。全然期待はしてなかったのだよ、この店に味は。
めっちゃ美味しいじゃん~。。。。 普通に$8したわけが分かった。

ところで、この地域は治安があまりいい所ではない。
私は自分のチャリを近くに止めたかったのだけど、チャリ用のバー(ロックするところ)が店前にない。
仕方なく道路を挟んで向こうのバス停のポールにロックしたのだ。
ポツンと離れている私のチャリ。タイヤとかシートとか盗まれないかなー、とちょっと不安げにウィンドーからチェックチェック。
全く、シカゴは油断も隙もあったもんじゃないからね。

フレンチフライは食べきれませんでした。。。

なんかハンバーガーの日記が続いているのだけれど、決して毎日食べているわけではありません(笑)
ちょっとまとめて整理したので、あしからず。



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