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ケアロの家

Posted by ジャンヌ(Mami Takayama) on 30.2012 シカゴからの小旅行
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さて、最後のケアロ日記。

最後に住宅地の様子を。


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ほとんどが廃屋が並ぶのだが、ポツンと居住者がいる家があったりする。



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いくら生まれ育った自分の町に愛着があったとしても、自分の住む家の両隣が廃墟になったり、持ち主も捨てて廃屋が腐敗して崩れ落ちたり、草が生い茂る土地になったり、そこにさらにゴミが捨てられるようになったりしたら、そこに住み続けることが難しくなるだろう。

まさに、退去は退去を、廃墟は廃墟を生む。


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捨てられた工場。
サイロの蔦だけがすごい生命力。



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かつて、ケアロの町にも観光客が来ていた証拠の看板。
今は文字も消えていてほとんど見えない。



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廃墟の町ケアロにも高級住宅地がある。

今でも綺麗に保たれた住居も。


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マンション(大豪邸)は、かつてのケアロがいかに潤っていたかを教えてくれる。
特に現在の廃墟群を見た後に見ると、何とも言えない気持ちに。



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保存してくれる人がいる家は幸せだろう。

豪邸もケアロの歴史。そして廃墟もケアロの歴史。


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豪邸が続けば住宅街として成り立つのであるが、「生きた」住宅の隣がこんな感じなのだ。

廃材の中に、「朽ちきれなかった」赤レンガが建つ。



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比較的まともな家。修復されていると見える。
売りに出されていて、価格の看板が。


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$15,000なり!
15,000ドル。。。約120万円。もちろん土地付き。
あまりの安さに驚く。車より安い。

しかし、たった15,000ドルだとしても、ここに家を買う人は今はいないのである。
復興が期待出来る町でもないし、洪水の恐れもまたある。
持ち主たちは、タダで捨てて行くよりはマシと、こんな値段を付ける。


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もっと安いのがあった。
$635!

もはや家とか土地の値段ではない。
ここはもう手入れもされていない廃墟と化した住宅だったが、なんと2軒分の大きさで、土地も2軒分ある。
それでこの値段。

ここまでしても、ケアロにはもう住めない、ということであろう。

国と同じように、街にも栄枯盛衰があるのだ。
人で成り立っている限り、「生き物」だから。



ケアロ日記これにておしまい。
お読みくださった方、お付き合いくださりありがとうございます♪



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