CHEEZBORGER, CHEEZBORGER

Posted by ジャンヌ(Mami Takayama) on 16.2012 アメリカの味/外食
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シカゴのガイドブックには必ず紹介され、シカゴに観光に来る人ならここを訪れる人も多いのではないか。
Billy Goat Tavern

1934年創業の老舗。

老舗というとかしこまった言い方だが、とてもカジュアルなタバーン。
タバーンと言えども、メインの食べ物はハンバーガーしかないような。
リカーライセンスがあるので、そこがただのハンバーガーショップとはちょっと雰囲気が違うところ。
カウンターに座って飲みに来るだけの客も多いのだ。



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この店はあまりにチーズバーガーが有名。
というのも、サタデーナイトライブでかつて、今はなきジョン・ベルーシがこの店のコントをやっていたのだ。
"Cheezborger! Cheezborger! No fries, cheeps! No Pepsi, Coke!" って。


ヘ#12441;ルーシ 若き日のベルーシ


私はこの店に15年以上前に1度来たことがあった。
日本から遊びに来た友人を連れて。
私も行ったことないし、一度は行くべきかな、と。

だけど、そのとき食べたチーズバーガーが不味くて!
「もう二度と行かない」と思ったのだった。

だけど、なんだか久々に店を訪ねたくなって。
どこでも同じだろうけれど、その街に住むと意外と「有名どこ」には行かないものだ。一生行かないで終わるものだ。
東京人が東京タワーに登らないのと一緒で。
銀座の資生堂パーラーなどにも、「死ぬまでには足を運ぶかな」と思ってはいても、近くにいるのにやっぱりわざわざ行かない。


「昔食べた不味い記憶のチーズバーガー、ひょっとして今食べたら美味しいのかも?」と気になり、ふらっと寄ってみたのだった。


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ダブルチーズバーガー。お腹空いてたんで、美味しく感じるかな。

うーーーーん。。。。ビミョー。
やっぱり美味しくはないよ(苦笑)
そうそう、このカイザーロールとハンバーグの相性ってどうかなあ、と思うのだ。そういえば、昔来た時も同じように思ったのだった(それを思い出した)。
好きな人は好きなのかもしれない。だけど、私はこのバンはサンドイッチならいいんだけど、ハンバーガーにするにはちょっと。。。と思う。

でも、シカゴに来たら一度は是非!とは思う。
それはハンバーガーの味ではなくて、やっぱり古い店の雰囲気はとてもアメリカっぽくてよいから。

「よい喫茶店」というのは、決してコーヒーの味のレベルではなくて、店のかもしだす雰囲気も重要なのと同じ。
コーヒーの味はとてもいいのに、他の雰囲気が残念な店って沢山ある。

ビリーゴートタバーンは、店の雰囲気は大好き。



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こーんなステキなおじさんたちが、バーのカウンターに座ってバーテンダーと話している。

客のお二人はバーテンダーと仲がいいから、てっきり地元の人だと思っていた。
だが、左の人に携帯電話がかかり。。。「木曜日までシカゴにいるんだ。それからそっちに戻るよ」とビジネスライクに言っている。
どうやらフロリダから来ているらしい。
この近くのホテルに泊まっているのだろう。
きっとこの店も古くから、シカゴに来るたびに訪れて、久しぶりにおなじみのバーテンダーと会って話しているといった雰囲気。

しかも、ビジネスカジュアルな服装からして、商用だと思うのだ。
どう見てもお二人は70歳半ば以上。
この年になって仕事で動き回るって、とてもステキなことではないか!

そんなカッコいいおじさんたちの会話を聞きながら食べるチーズバーガーは、もはや味の物足りなさなんてどうでもよくなるのだった(笑)



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