夏の終わりのジャズ

Posted by ジャンヌ(Mami Takayama) on 07.2012 人々
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シカゴの夏の終わりに開かれるジャズフェスティバルも終了。
例年通り4日間、今年も撮影に。
撮影だけじゃなくて音楽もたっぷり楽しんで来たフェスティバル。
その一部を写真でご紹介。




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カリフォルニア出身のトランぺッター、Ambrose Akimusire
若手実力者。彼はEsperanza Spaldingなどとも共演している。




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シカゴの歌姫、Dee Alexander。




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楽しくパワフルなステージを展開してくれた、ラテンジャズのJerry Gonzalez
彼はトランぺッターであり、パーカッショニストであり。




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地元のカレッジバンドから世界で活躍するアーティストまで集まるフェスティバルだが、こんな大物も。

大御所ジャズドラマー、ロイ・ヘインズ

なんと今年87歳!
昔から彼はとてもお洒落で有名で、60年にはフレッド・アステア、クラーク・ゲーブル、ケーリー・グラントと並んで「ベストドレッサー」に選ばれたことがあるほどだ。
当時の多くの黒人男性の「お洒落の手本」となった人でもある。
さすがに、87歳になってもお洒落には手を抜かず、白のスーツでご登場。

ちなみに、近年東京のブルーノートで公演した際に、骨董通りのサングラス屋さんで6万円のサングラスをお買い上げになったらしい。



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「今日は暑いねえ」(その夜、気温は32℃)と、白い上着をお脱ぎになって、ストライプシャツにてパフォーマンス。
いやはや、素晴らしい演奏。

最近大御所ミュージシャンの訃報が相次ぐ中、87歳で現役(しかも若い!)っていうのはかなりすごいし、恵まれてもいるのだろう。
だが、いまだにお洒落を楽しめるほどお腹も出ていない体型を見ると、自己節制というか健康管理をきちんとしてきた人なのだろう、と察しがつく。
ミュージシャンというのは有名になってリッチになると、あっという間に不摂生な生活になり見る見るうちに太って行く人たちが本当に多い。

87歳というと、その年齢まで生きているだけでもすごい。
杖に頼らず、歩行に問題なく一人で元気に歩けるだけでもすごい。
高年齢のミュージシャンは他にもいるが、ブルースマンなどは健康上の問題、肥満などで椅子に座ったままの演奏の場合が多い。ギターは弾けるけれど、人の支えがないと立てないし、ステージへの入場退場も難儀そうだ。
それが普通でもあろう。



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だがこのロイ・ヘインズは、演奏の合間にタップダンスまで披露する。
これがまた軽い足取りで、しかもかなり長い時間、楽しそうにタップしていた。

ドラムって、めちゃくちゃ体力のいる楽器である。
それだけでも感動なのに、この方並外れた健康の持ち主ではございません。

素晴らしきエンターテイナー。
一体この方、50代の頃ってどんなに元気なパフォーマンスしていたんだろう?と、想像するだけで恐ろしい。
彼が20代の頃なんて、ちょっと考えたくない(笑)

ミュージシャンでなくても、87歳まで自分の好きなことが「元気で」出来るっていいよなあ。
頭が下がりました。



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