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New Pope was Born

Posted by ジャンヌ(Mami Takayama) on 14.2013 日々あれこれ
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バチカンのシスティーナ礼拝堂煙突から黒い煙が上がるたびに、まだかまだかと祈っていたサンピエトロ広場の人たち。
やっと白い煙が出て世界は大騒ぎ。

ヨーロッパほどでないにしろアメリカにも枢機卿は多いので、「初のアメリカ人の法王を」「シカゴ(NY)出身の法王を」と、それぞれの都市でそれぞれの教会でここ1ヶ月は人々は期待を寄せたり注目したりしていた。

なにしろ、急にベネディクト16世が退位を自ら申し出たとのニュースが2月中旬に流れたときはビックリしたものだ。
だって、法王の任期というのは死ぬまでが普通だから。死が間近になってから回りが動き始め、亡くなってから選挙が始まる。自らの意志で退位するのは719年ぶりの歴史上2人目のことだ。

昨日、サッカーの欧州チャンピオンズリーグ決勝トーナメントのバルセロナ対ACミランを観ていた。
メッシのいるバルセロナを応援していたのだが、メッシの美しいスーパーゴールに感動した。勢いのあるすごいゴールだった。
あのゴールが、今回の新しいアルゼンチン出身の法王、フランチェスコ1世を生んだようなものだ(笑)。
冗談はさておき、新法王もメッシと同じイタリア系アルゼンチン人。
法王とは「イタリア人がなるもの」という長年の常識を覆したのがヨハネ・パウロ2世だが、ポーランド人、ドイツ人と続いても、やはり「ヨーロッパ出身者」というのが破られていなかった。
新法王は初の南米出身者。この影響は計り知れない。サウスアメリカンたちだけでなく、アメリカのヒスパニックたちも大喜びである。

あまりにヨハネ・パウロ2世のカリスマ性がすごくて、後任のベネディクト16世は影が薄かった。高齢で任期も短かったが、あまり人々に人気がなかったのは否定出来ない。彼はアイコンにはなれなかった。大物のあとのプレッシャーも大変だったであろう。
さてフランチェスコ1世はどうなるであろう。
あまりラディカルに改革しようとして暗殺されてしまった法王もいるので要注意も必要だが、いまだにバチカンというのは表から全く目に見えない特殊な場所。
バチカン銀行問題も含めて不正一掃は困難とはいえ、一番力のある法王がなんとかしなければ変わらない部分が多い。聖職者として素晴らしい経歴を持っていても、ローマ法王庁でどれだけの影響力を持つことができるのかは分からない。
これから10年、20年の間に大きく変わっていくであろう世界の同性結婚についても、カトリックはどのような立場をとっていくのか。彼は、アルゼンチンで2010年に同性婚を認める法案が議会を通った時には強く反対したと言われる。

一方、ブエノスアイレスのスラムにも積極的に支援してきた彼は、きちんと外に目を向けている聖職者と言えよう。残念ながら出世と名誉しか考えないトップも多いのは、政界と同じだ。
現在76歳という年を思うと、ヨハネ・パウロ2世のようにしょっちゅう他国に飛んで他宗教の人たちと交流を結ぶような過酷なスケジュールは無理であろう。元気に動き回れるのが体力的にあと5年だとしたら、その5年の間に一つでも多くの外交もしてほしいと思う。

余談だが、笑えたトピックはデニス・ロッドマン。
彼は北朝鮮に不可解な訪問後ローマに赴き、ガーナ出身のPeter Turkson枢機卿を「初の黒人法王に支援する」とメディアに言っていた。しかし、ロッドマンは彼が「アフリカ出身」ということしか知らず、「ガーナ」とは知らなかったらしい。プ。
「初のブラック法王を」とかってアメリカの大統領選じゃないんだから、黒人だというだけで勝手にロッドマンに支援された枢機卿もビックリだよなあ(苦笑)。




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