Memphis

Posted by ジャンヌ(Mami Takayama) on 03.2013 Memphis
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先週、夫と2人でメンフィス旅行に行って来た。
シカゴから南に約540マイル。ノンストップで行けば8時間ドライブであるが、人間はトイレに行ったりお腹が空いたりするし、車もお腹が空くのでノンストップというわけにいかない。でもまあ、9時間くらいでメンフィスに着く。

出発の2日前にイリノイ州は大雪が降った。
その影響で途中の景色は真っ白。広大な農地の雪景色は美しかったが、どこを見渡しても白くて運転中はかなり眩しい。
ミズーリ州に入ると雪は消え、テネシーに入りメンフィスに近づくと農地にいきなり緑が現れるから目が驚く。なんせ、久しく目にしていない自然の緑なのだ。雪の白も眩しいが、緑地も眩しい。
黄色い菜の花が咲いているのを見た時には感激だ(笑)。

ミズーリ、テネシーと南に下がるにつれて、ガソリンもどんどん安くなる。
テネシーのガソリンスタンドから出て来るとき、隣のピックアップトラックの若いお兄ちゃんが、ジャックダニエルズのウィスキーボトルを運転しながら飲んでいたので驚いた。
袋もかぶせない「そのまんまボトル」で堂々と、昼間から。
こういう光景は、さすがシカゴでは見られませんよ。すぐ捕まりますよ〜。
「南部に来たんだなあ」と感じる一瞬。飲んでる酒がジャックダニエルズってところも、やっぱりテネシー。


この白い花は梨の花。
シカゴにもこの街路樹が沢山あるのだが、まだまだ先の話。メンフィスでは満開できれいだった。
その代わり、梨の花と同時期に咲く(シカゴでは)クラブアップルの木が全くない。やはりリンゴの木は寒冷地の樹木だから、南部には無いのだろうな。


メンフィスに着いたのは夜であったが、日が長くなったのでまだ明るかった。
ホテルに入る前に、とりあえず一番最初に行ったのはロレインモーテル



mem3.jpeg Lorraine Motel



キング牧師が暗殺された場所であり、今は博物館となっている。
この時間はもちろん博物館は閉館しているのだけど(後にまたアップします)、とりあえず一番最初に挨拶に。



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メンフィス市内にはトローリーが走っている。
メンフィスを舞台にした映画で何度か見ているが、目にすると「やっぱりまだ現役なんだ〜」と感動するものである。かつてはアメリカのどこの街にも走っていたチンチン電車(あえてこう呼ぼうw)であるが、これももう荒川線と同じくらい貴重だ。




mem4.jpeg Beale Street



この日は長いドライブで疲れていたので、有名なビールストリートのクラブで音楽をノリノリで聴く体力は残っておらず、とりあえず食事だけを。



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南部に来たらやっぱりソウルフードでしょう。。。。ってことで。
シカゴでも食べられるソウルフードであるが、旅するときは「形式」も気分に必要だからね(笑)。



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定番のチキン&ワッフルズ
ワッフルはいたって普通。グリーンズは美味しかった。


ビールストリートの店先に「店内禁煙」の貼り紙をよく見る。
シカゴでもどこでも建物内は全面禁煙になって久しく、バーやクラブでも店内での喫煙は御法度なのは常識だ。だから「一体いつの時代の貼り紙が残っているんだろう?」と思っていた。が、メンフィスではまだ一般のバーでは吸えるのだ。やっぱり南部だなあ。そういえば、見渡しても、歩きタバコしている人が多いし。
ビールストリートの店は家族連れも多いので、わざわざ「店内禁煙」と貼って子供でも入れるようにしているのだ。

そしてバーのカウンターには「アルコールを提供する店においての銃の携帯は1年以内の入獄、または$◯◯以下の罰金が課せられます」と大きな警告。
こういう警告はシカゴのバーでは見ないよ〜〜。
要するに、「アルコールを提供しない場所(バーやレストラン以外の場所)だったら銃の携帯は認められる」ってことだ。やっぱり南部だ。。。。

それからもう一つ。ビールストリートは歩行者天国になっているのだが、「ペット禁止。は虫類禁止」との貼り紙。
は虫類って。。。 ワニとかを連れて来る人がいるのだろうか? うーん。やっぱり南部としか言いようがない。
これ、銃もは虫類警告もジョークなら面白いんだけれど、ジョークじゃないんだよね。



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この土産屋のブタの南部的フォークロアアートも、ビールのフタ、足の部分はコルク、タバコにライター、そして弾丸まで当たり前のように使われていて、南部文化を感ぜずにはいられないのであった。
酒、タバコ、銃。この三つ揃いがカッコいいとされる世界がまだあるのだ。

メンフィス日記続きます。



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