Dining in Memphis

Posted by ジャンヌ(Mami Takayama) on 10.2013 Memphis
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メンフィスは食で有名な街ではないので食べることに期待はしていなかったのだが、幸い美味しい店に恵まれた。




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中心地からちょっと離れた店。店の前に車が並んでいたので「ローカルの人気店かな?」と思って入ったランチ。
「今日のメニュー」にフィッシュタコスがある。迷わずオーダー。

南部的にキャットフィッシュだと思うのだが、乗っかっているオリジナリティあふれるグリーンズといい(普通のソウルフードのグリーンズとは全然違う)、レッドペッパーのピクルスといい、美味かった〜!

ちなみに、大きなジャーに入っている飲み物はココナッツレモネード。



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ツーリストは見当たらず、地元の学生とか住民がお昼に来ていた。




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カウンターに飾ってあったコットンフラワー。
南部だねえ。



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アメリカのデザートは甘過ぎたり不味過ぎたりで、実物を見ずに頼む場合は冒険なのだが、フィッシュタコスの美味しさで安心してバナナプディングを頼んだ。

バナナプディングとは、アメリカ南部の家庭的なデザート。

これがまた美味かった〜!! 
バナナ好きじゃないのだが、パクパク食べてしまった。




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これは夕食に入ったオイスターレストラン。
夫はオイスターが嫌いなので、一人でアペに半ダース頼んだが、結局もう半ダース追加。久々のオイスター。



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サーモン。
アメリカで脂っこくない料理に出会うと感激する。
歩いていて、賑わっていたので適当に入った店だが、これが大当たり。



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窓の外にはトローリーが走る。
これはメンフィス最後の夜だったが、窓際の席で雰囲気も十分だった。




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メンフィスは大きな街ではないので、飲み屋以外の店はとても早く閉まったりする。
夜遅くまで開いているのは、やはり観光客で賑わうビールストリートになる。



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夜中の2時や3時まで開いているのは、クラブホッピングをした後にはありがたい。
小腹が空いたらこういう店に。

これはガンボスープ。
見えにくいが、真ん中右手にあるのはタマレス。
奥にあるのはガーリックで味付けされたエビ。

タマレスはメキシカンフードであるが、メンフィスではソウルフードの店や南部料理の店で出て来る。
メキシコ料理のタマレスを期待していると、その脂っこさにビックリする。メキシカンスタイルのタマレスはスチームしたものだが、デルタスタイルは油で揚げてあるのだ(笑)。
味付けもホットソース(いわゆるタバスコに似たようなもの)だったり(メキシコ料理ではチリを使用)。サイズはメキシカンスタイルよりもかなり小さくて細い。そしてスパイシー。

20世紀初頭、コットンフィールドで働くメキシコからの労働者がタマレスを南部に持ち込み(持ち運びできるので、メキシコではおにぎりのようなスナック)、農場をシェアする黒人労働者たちがそれを見よう見まねで自分たちの味付けで作った、というのが始まりのよう。基本的材料はとうもろこしとポークなのだから、南部では簡単に手に入る材料。
この、メキシカンスタイルとは違うタマレスは、デルタ地帯特有の料理。

食は文化。
アメリカはどこに行ってもフランチャイズ店で味が均一になりがちだが、そうでない店にはチラリと土地の文化や歴史が根付いているものである。




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