白金 BLUE POINT

Posted by ジャンヌ(Mami Takayama) on 29.2010 東京・懐かしの店
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白金台にあるブルーポイントは、とっくに無くなっているかと思ったら、まだ健在のようである。
しかも西原宿とか千駄ヶ谷にも店が出来たみたいで、へええ。。。ビックリ。
当時は白金台の、穴場にあるようなこじんまりした店だったのに。
しかし、その「穴場」というのが受けて、人気が出てしまった店だった。

この店にも学生の頃初めて来て、その後も何度か縁のある場所だった。
いわば、デート向きの店であった。

ブルーポイントに一緒に来た男性は、3人居るが(同じ時期ではない)、後から考えると面白いな、と思った事がある。
私には「タイプ」の男性というのが無いので、その3人も全く違うタイプであった。
外見も、趣味も、話題も、性格も。
だけど、一つだけ共通点があったのだ。
3人とも、外車のオープンカーに乗っていた。

男性は違うのだけれど、いつもこの店にはオープンに乗って来るなあ。。。と思った事がある。
オープンカーが好きな男性が、デートに使いたがる店なのかもしれない(笑)
確かに、そんな小じゃれた雰囲気はある。

私は学生の頃、若いのにこれ見よがしに外車に乗っている男性がどちらかというと好きでなかった。
オープンカーに乗っていれば、女は付いて来る、なんて思っていそうなタイプ。ゴメンである。
車でしか自分の価値を見せられないような男は嫌いである。

だが、いい車に乗っているからといって、皆が皆そんな嫌なヤツではないのだという事も学んだ。
男というのは、車が好きなのである。
子供の頃のミニカー遊びからして、女の子とは違う趣味を持っている。
それがずーっと大人になるまで続く人が居るのだ。
車は、男にとって永遠の夢。
そして、高級なオモチャなのである。

この3人は、タイプは全然違ったが、車をこよなく愛していた。
調子がおかしくなると心配し、高い入院費を払い、給料をつぎこんで大事にしていた。
そんな姿は、微笑ましくもあった。
女性だけに惚れ込む男より、他に「恋人」が居るヤツの方が、面白かった。

さて、肝心のブルーポイントの料理であるが、生牡蠣が美味しかった事しか覚えていない。
生牡蠣なんて、素材が美味しいのであって、別に店の腕ではない。
料理は普通だが、雰囲気の店だったように記憶する。
デート間もない頃に行く店である。

オープンカーの3人は、その後どうしているのか。
アルファロメオ・スパイダーに乗っていた彼は、当時勤めていたIT企業を30歳で辞めたらしい。
私と別れた後に会社を興し、すぐ結婚して次々に子供が出来て、なんと3人のパパだとか。。。というのを、風の便りで聞いた。

MGに乗っていた彼は、デートしていた頃の大学時代から「将来はスタイリストになる」とキッパリ言っていた。
在学中から誰かの弟子になって、仕事も忙しくなり、大学は中退したと思う。
自分もモデルのようにカッコいい人だったが、人をカッコ良くさせる職業を選んだ。
その後売れっ子になり、雑誌やテレビで彼の名前を見るようになった。
元気でご活躍らしい。
今思うと、若いのに無理して乗っていたオープンカーは、彼の美意識やライフスタイルには欠かせないアイテムだったのだと思う。

あと1人の消息は分からない。
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