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iPhone泥棒

Posted by ジャンヌ(Mami Takayama) on 24.2013 思うこと/考えること
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夏は毎年犯罪率が上がる。これは統計的に証明されている。
シカゴの冬は厳寒すぎて、強盗も空き巣もギャング間の抗争も、寒いとやる気が出ないのであろうか。5月あたりから気温が上がると、犯罪グラフも気温と共に上昇する。
銃撃戦ニュースも毎日のことだが(残念なことに)、この夏流行って(?)いるのは、街中やビーチでのiPhone強盗。

犯人たちは決まって14〜19歳くらいの10代。
夏のダウンタウン周辺は、ツーリストたちで賑わう。シカゴに不慣れと見える彼らを狙った犯罪。
先週末だけで何件も起こり、全員犯人はすぐに捕まった。
すぐに捕まるところからして、彼らは犯罪に手慣れていないし、軽い気持ちで行なっているのだろう。犯罪とさえ思っていないかもしれない。
彼らのコミュニティのどこかで、「iPhone盗めば金になる」とかでも言われているのだろうか?
人の携帯盗んでも、すぐにアカウントをキャンセルするから使えないんですけどね。。。。 iPhoneは正規にアップル専門の業者に売れば、中古でも250ドルくらいの金額にはなるが(最近私も古いのを売った)、盗難届が出されたシリアルナンバーは、売ろうとした時点で警察に連絡が行って足がつく。
あるいはブラックマーケットで30ドルくらいになるのだろうか?10代にとっては小金稼ぎか。

ミシガン州からシカゴを訪れていた初老の婦人は、シカゴの目抜き通り(ショッピングエリア)を歩いていて、ポケットからiPhoneが抜かれるのに気づき、すかさずその腕をつかんだ。するとあっという間に7〜8人の黒人少年に囲まれて「取った」「取ってない」の問答になった。だが、後ろから一部始終を見ていた目撃者も沢山歩いているわけだ。目撃者がポリスに電話。2分後に警察官がやってきて、すぐ逮捕。幼稚である。
ポリスが来るまで犯人の腕を離さなかったご婦人、ご立派。でも、時にはそれはすごく危険だけど。

もう一件は、男女の黒人グループがオハイオ州からやってきた3人の20代白人女性ツーリストがサイクリングしている最中に襲いかかり、iPhoneをゲットし逃走。すぐに一緒にいた他の女性が警察に電話。20分後、事件現場からそんなに離れていないところをウロウロしていた19歳の少年を逮捕。
19歳の少年だけは顔写真が新聞に載っていたが、個性あるヘアースタイルで目立ちますから(笑)。 襲われた女性が「あの少年だ!」って確信持つにも苦労しなかったとか。
この少年、速攻収監。保釈金に6万ドルの値がついた。6万ドルの保釈金をすぐに払ってくれるような家庭で育ったならば、iPhone強盗なんてしなかったであろうが、たかが携帯一つで監獄生活とは痛い人生。

あとは3人の黒人少女グループが、14歳の白人少女2組を襲った。
14歳の少女たちが自宅の近所(湖沿いの高級コンドミニアム街)を歩いていたら、黒人少女3人組に「お母さんに電話しないといけないんだけど、携帯落としちゃったから貸して」と頼まれたらしい。最初は、「人に携帯貸すとプライバシーが見られる恐れがあるからイヤだな、と思ったけれど、困っている人は助けなければいけない、と思って」一人に貸した。そしたらその子は、借りたiPhoneを持って歩いて行ってしまったと。「返して」と頼むと「アンタのiPhoneなんか持っていない」と暴言を吐かれ、他の2人にもう一人のiPhoneまで暴力で奪われた。
近くを歩きかかった男性に、「あの子たちに携帯を取られた。警察に電話したいが電話がない」と言うと、男性は自分の携帯を差し出し「すぐポリスに電話して!」と言って、3人の犯人を追いかけて捕まえ、すぐに警察も到着して逮捕。
あのですね。。。成人男性が走って追いかければ、女の子が逃げても無理ですから。。。。 これも幼稚すぎる。

彼ら、あまりに簡単に考えている。人の物を盗むことを。
そんなに甘いことではない。未成年でも裁判が待っているし、しっかり前科が付く。
改めて言いますけど、人のiPhone盗んでも使えませんから(笑)。本当に子供なんだな。

犯人が幼稚なおかげですぐに捕まったからよかったけれど、なんだか悲しいね。
被害にあった白人14歳の女の子たちは、事件があるまでは黒人に対して偏見を持っていなかった(あるいは持たないようにしていた)と思うのだ。「人に貸すのはイヤだな」と思うのは誰でもそうだろう。でも彼女は善意で貸したのだ。
だけどこういう事件の被害にあうと、今後黒人が寄って来てただけで怪しまずにはいられなくなるだろう。親しげに話しかけられても、なにか裏があるんじゃないか、と。自己防衛のためには仕方ない。こういうところから偏見が始まる、と言ったって、偏見の種を作っているのはこういうおバカで幼稚な10代黒人少年少女たちなのだから。

高級コンドミニアム街に住む14歳の少女たちは世間をよく知らなかった、とも言える。
ミシガンの田舎からやってきた女性も、大都市の治安に不慣れだった、とも言える。シカゴに到着してホテルにチェックイン後すぐだったらしいから、ミシガン気分をすぐに切り替えていなかったかもしれない。
オハイオ州からのツーリスト女性たちは、レンタルバイクを乗り回していたので、いかにも「ツーリスト風情」を醸し出していて、いいカモだったのかもしれない。
被害者全員にも「もうちょっと注意した方がいい」点があるが、怪我もなかったし犯人もすぐに捕まったのは不幸中の幸い。
今回最も高い授業料を払ったのは、幼稚な犯罪を犯した10代の子たちらだ。友達同士で「計画」して、彼らの住む貧困地域から、シカゴの高級ショッピングストリートにやって来る。
街角にはどこでも防犯カメラが設置されていて、そこで上手く逃走しても記録は残っていますから。。。逃げ通せないのに。

でも、そんな簡単な常識も、彼らは新聞なんて読まないから分からないのだよね。
悲しい事実の悪循環。
そんでまた今週末も、同じように同じような場所で、10代のiPhone泥棒が出現するのだろう。

あー、そういえば、iPhoneじゃないけれど、先日別の黒人少女2人組が、ショッピングモールで万引きし、警備員に追いかけられて、彼に催涙スプレーをかけて御用となった事件もあったな。
「万引きで捕まる」だけだったら、保護者に連絡されて、裁判だけで済んだと思う。だけど、催涙スプレーかけちゃったから傷害事件になって牢獄へ。これも保釈金が高かった。こうなると顔写真も名前も新聞に載っちゃうし。

10代のうちは、「もっと楽しく充実した夏休みにしよう!」なんて気だけが先にいく。だけど映画に出て来るような夏を夢の通りに手にする10代なんてほとんどいないのだよ。所詮子供なんだし、お金なんて自由に手に入らないんだし使えないんだし仕方ない。
小さなもの盗んで監獄行きだなんて、割に合わないじゃないか。。。。10代諸君!

〜〜次回に続く〜〜



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最近のメニューは、海老とルッコラとトマトのパスタマンゴーサゴなどなど。


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