USオープン(テニス)決勝戦

Posted by ジャンヌ(Mami Takayama) on 10.2013 人いろいろ/人間
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今日は全米オープンテニス男子の決勝戦。
午後4時(セントラルタイム)からライブだったが、外で試合結果を耳に入れないようにして帰宅し、夜になって録画を鑑賞中。
今夜は、日本の夏の夜を思い出すような気候だ。スイカと蚊取り線香があればもっと日本ぽいが、残念ながら両方ともうちにない。

ジョコビッチ対ナダル。世界ランク1位対2位の、決勝にふさわしい顔。この2人の試合だから観たい。
フェデラーがダントツ強かった数年前までは、3人のうちどう組合わさっても嬉しかった。ダントツ強いフェデラーだったけれど、やっぱり決勝ではフェデラーに勝ってもらいたかった。過去の強者には、憎々しいほど強くて態度もでかくて、かと思えば強いだけで面白いテニスをするわけでなく。。。。というプレイヤーも多かったのだが、フェデラーは違う。真面目な人だがつまらない人ではなく、どこまでも紳士で、美しいプレイをし、決して奢らず、相手をリスペクトする態度や言葉を忘れない。ここまで完璧な、コートの中でも外でもロールモデル的なプレイヤーも今までいなかったと思う。
ちょっと前までは、フェデラーが負ける時代が来るなんて想像もできなかった。絶対に来るはずなのだが、彼に限って来ないのではと思わせる、神がかった強さだった。
ナダルやジョコビッチが出て来たとき、いずれフェデラーを倒すプレイヤーはこの2人だろう、と予想した。大きな怪我もなく、精神的な強さもあり、順調に2人は成長して本当にいいプレイヤーになった。
「若造」と思っていた彼らも、もう26歳。テニス界でいえば、もう「幹部クラス」(笑)。

フェデラー、ナダル、ジョコビッチの3人がトップ3を占めていた頃(現在フェデラーは7位)、こんな素晴らしいトップ3はかつてなかったのではないか、と思った。
この3人はキャラクターもそれぞれ個性的だが、コートの外では仲がいい。テニスは紳士的なスポーツと言われるけれど、コートの外で本当に仲がいいなんて、今までの選手間ではあり得なかった。
これは一重に、フェデラーのおかげだと言わざるを得ない。ナダルやジョコビッチがデビューしたとき、既にフェデラーは彼らにとって「憧れの」「完璧な」先輩である。普通なら声もうかつにかけられないような存在だと思うが、フェデラーは気さくなのだ。偉ぶるわけでもなく、若いプレイヤーと打ち解ける。
このフェデラーの振る舞いは、絶対に後輩に影響を与えているはず。どのように対戦相手やライバルに態度をしめすか。どういう人間関係(プレイヤー関係)を築いていくか。

2010年ウィンブルドンのとき、この3人は空き時間に一緒にワールドカップ(サッカー)を観戦していたという。
そう、この3人の共通点は、みな子供の頃サッカーをしていたこと。テニス選手にならなければ、夢はサッカー選手だったらしい。ジョコビッチは練習の休み時間も、サッカーボールを蹴っている。
3人のサッカー熱も嬉しいが、サッカーやっていたから足腰強いんじゃないかなあ。基礎体力、フットワークのよさは、サッカーで培ったのだと思われる。
まあ、歴代のテニス選手でも、「サッカーやっていた」って人がトップ3をしめたことはない。

現段階、アンディ・マレーが世界ランク3位だが、マレーはつまらない(あ、言っちゃったww)。全然彼の試合を観たいとは思わず。
ここ10年テニスが面白いのは、やっぱりフェデラー、ナダル、ジョコビッチのおかげ。

。。。。ということで、ブログ書いたりあれこれしているうちに試合は終わった。
ナダルの優勝。優勝にふさわしいナダルの活躍だった。
2セット目の彼らの54ショットに渡るラリーは、目が離せない鳥肌ものだった。2人ともパワーのあるプレイヤーだけど、パワーを見せるだけでなく、テニスは精神力が勝負のスポーツなのだということを、技術と駆け引きによってちゃんと見せてくれる素晴らしいプレイヤー。
フェデラーがいなかったら、2人がこのように素晴らしく成長することもなかっただろうし(フェデラー絶賛ww)、ナダルとジョコビッチはお互いがいなかったらここまで磨くこともできなかったかもしれない。スポーツには「憧れの存在」もライバルも大事。

私のトップ3はやっぱりこの3人。
この3人に代わるプレイヤーは、いつか必ず出て来るのだろうが、3人揃って3人ともいいってことはなかなかないだろうなあ。





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