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街の「雪人」たち

Posted by ジャンヌ(Mami Takayama) on 25.2014 雪・冬景色
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この日もパラパラパラパラと雪が降る一日。



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後から写真で見ると、結構降ってたんだなあ(白い粉が点々と。。。)と思うけど、この程度なら普通のシカゴ。
吹雪じゃないんで。



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この季節、どこかに車ででかけると、駐車場に戻るたびに車に積もった雪をそうじ。
だけど大体パラパラした雪なので、ささっと窓とミラーをほうきで掃けば大丈夫。
後ろのウィンドーをちゃんときれいにしないと、駐車場でバックするときにいきなり危険。

ストームの日は、たった30分買い物して帰って来たらまた大雪かぶってて。。。って感じで大変ですが。



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彫刻も雪をかぶり。。。

どんよりした雪の日は、人の服装や買い物袋がやたらとカラフルに見える。
公園など公共施設はちゃんと素早く除雪されるので、雪はほとんど積もらない。
ストームの日などは除雪が追いつかず、無理ですけれど。



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「雪が多いと、街は機能してるの?」 「ストームの日は、シカゴの会社や学校は休み?」などという質問を、日本からよく受けるのだけれど、雪ごときで閉まっていたら街として機能しません。
雪の多い街というのは、防寒や除雪のためには税金惜しまずに使うので、信じられないほど(!)普通に機能する。
例えば道路はこの通り。街中の道路は積雪の前にトラックで塩(塩化カルシウム)がばらまかれる。この塩はちょうど氷砂糖のようで、コンクリートの上にまかれると大抵の雪は降った先から融ける。
道路は雪が積もらず交通は通常通り(じゃないと経済成り立ちません)。



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歩道はビルのオーナーやテナントや管理会社が、自分のビルや店やオフィスの前を責任もって塩を撒く。あるいはシャベルや除雪機械(大きな草刈り機みたいな押し車)で除雪する。
ダウンタウン周辺は、車道も歩道も全く問題なく普通に歩ける。横に除雪した大雪が山のように積もっていても。



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歩道の除雪の仕方はそのオーナー次第なのでまちまち。よく融けているところもあれば、雪が積もっているところもあり。
駐車場みたいに広いところは、早朝、ビルの開業前に除雪車が来てきれいにする。除雪した上で塩をまいておけば大丈夫。




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サービスよく塩を撒いているところは、この通り雪が残らず融けている。
ここは宝石店の前。お客さんが店頭でズボンの裾が雪で濡れたりしたら苦情来ますからね。
雪管理も大切。店の顔。



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そうそう、シカゴの雪はパウダースノーなので、雪が降ってる最中でも、皆傘はささない。。。というか、傘の必要なし。
気温が低いので(この日はマイナス12℃くらい)、雪が頭や服についても濡れないのだ。凍った粉状態。
はたけばパラパラと弾け落ちる。
帽子かぶっていれば大丈夫。



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シカゴの大型犬は散歩中、マイナス20℃くらいでも元気に飛び回っているのをよく近所でも見かける。
雪の中を嬉しそうに走り回ったりして。。(飼い主は寒そうだが)。
一方、チワワとかマルチーズみたいな小型犬は服を着せても辛そうだ。先日、横断歩道で「もう歩くのいやだ!」と頑に歩行拒否していた小型犬がいた。
車が来ているので飼い主が引っ張っても、座りこんで頑固に動かない。
大雪の降る日だったけど、寒かったんだろうなあ。足も冷たいしね。仕方なく飼い主はだっこしてましたよ。




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公園も、ジョギングコースはしっかりと公園管理会社に除雪される。
従って、ジョガーは雪の日でもさぼらない。

住宅の前の歩道もオーナーによって除雪。
コンドミニアムは管理会社によって。賃貸アパートは管理人や、任された除雪会社によって。
シカゴのコンドミニアムの管理費は、かなり冬の除雪に使われていると思われ。駐車場に歩道、入口付近、住民が快適に暮らすための必要経費。

一軒屋やタウンハウスの場合は、自分ちの前の歩道は「義務」ではないのでまちまち。
自分ら家族や通行人のために綺麗に除雪するところもあれば、いい加減なところ、全くしないところも。
全然除雪されていないと、「この家、人いるのかなあ?」なんて思ったりする。 
若い男手があれば楽だけど、老夫婦の家だと除雪は大変。雪かきしても、また次の日積もるのだもの。
雪の多い街は、年取ったら特に集合住宅が一番かと。
シカゴの人は子供の頃から雪かきに慣れているとはいえ(近所の雪かきとかは子供のバイト)、老人になったら重労働。
塩をまくだけにしても、塩は大袋(米10kg袋くらい)で重いし、それをしょっちゅう日曜大工センターなどから買って来るってのも大変だよ、その積み降ろしだけでも。


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というわけで、コンドミニアムで暮らしている限りでは、雪生活は楽なもの。
朝から外に出れば、きちんと雪かきした後が。



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雪を融かすのに便利な塩化カルシウムであるが、これの弊害は車の錆の元。
走れば雪とともにこの塩が車にビチャビチャかかるのだが、放っておくと劣化の元に。だからといって、塩はシカゴの必需品なので、洗車するのは自己責任。塗装が命のいい車は、冬の間は車庫にしまっておきましょうねー、ってこと。
それからコンクリート道路にもダメージが。
塩だけでなく、気温の上下も道路の劣化の原因なのだが、冬が終わるとシカゴ中の道路はボロボロに。
ハイウェイでもところどころ大穴が開くし(本当に危険!!)、ヒビ、割れ、ギャップ。。。などなど。
雪が降って氷になって、マイナス30℃とかになって、塩化カルシウムが浸透したりしたら、そりゃー割れますよね。
春になるとシカゴの道路は「お直し」が始まります。。。



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車のタイヤは、うちはオールシーズンタイヤなのでスノータイヤにははきかえない。これで十分。
スキー場みたいな雪道走るわけじゃないし。シカゴの人は大体オールシーズンなのでは、と。

スノーストームが来て、そんな日に雪がすごく積もったところにタイヤがすっぽりはまるとちょっと大変なんですけどね。
実は先週、「こんなストームの日に出かけるの?」と夫に聞かれて「出かけるよー」と出て行った私。
反対側に路駐するために(シカゴ市内では、駐車スポット見つけたら即実行!滅多に空いてないんで。。。)、ビルのドライブウェイを借りて車の向きを直した。ところがこの日は日曜日だったために、ビルのドライブウェイは雪かきされていなかった。かなり積もった中に車(車高の高いSUV)を突っ込みスピン&スピン。
うー。このままズルズルと後ろ向きに坂道(ドライブウェイ)を落ちて行ったらどうしよう。。。と思ったが、なんどか切り返していたら無事出れました(ホッ)。こういうときはスノータイヤじゃないとねー、って思ったけれど。




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というわけで、シカゴの冬の生活がいかに「普通」であるかの説明でした(笑)。
シカゴの高校生、雪の中でもマイナス20〜30℃でも、普通に授業やクラブで走ります。日常の光景。
この「日常生活」のために、車や道路にダメージ与えても、「塩」はやっぱり必要かと。

こういう雪がほとんどなのだけど、大型ストームが来るとさすがのシカゴも大変になる。
いくら塩をまいても、雪の降る量とスピードが速いと追いつかないので。塩化カルシウムには限界が。
除雪車がフル活動しても、また積もり。。。 そうなると、ドライバーもスピード出せず、ハイウェイは交通渋滞になる。たまにこういう日がやってきます。



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天気予報によると、週明けまた「大寒波」がシカゴを襲うらしく。。。
十分に今まででも寒い日があったのだけど、それ以上の記録になるとからしい。

つらいのは、雪よりも大寒波。
外出したり、走ったり、歩いたりと、日常生活に支障を来すのは、大寒波の方。
車のドアが閉まりにくくなったりと、思いがけない所のセンサーが機能しなくなったり。
そういえば! クリスマスイブの夜中にうちの車はパンクしたんだった! 寒かったのよ、あの日。
AAA呼んだら「行くのに8時間くらいかかる」(クリスマス前はみな休み取っている&雪の事故で大忙し)とかって言われ。
翌日(クリスマス)は修理屋が休みで、ちょっと大変だったんだわ。

車も、あてになりませぬ。自分の身は、自分で守ろう。シカゴの知恵。




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最近のメニューは、ケールと白豆のスープなどなど。



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