Wildlife

Posted by ジャンヌ(Mami Takayama) on 21.2014 雪・冬景色
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数週間前のことだけど。郊外の森に行くと出会う、シカ。

郊外に住んでいる方たちにとっては珍しくもなんともないシカだけれど、さすがにシカゴの中心地には住んでいないので、会うたびに嬉しい。



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地面が雪に覆われると、エサ探しも大変に。


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もう一匹現れ。。。二匹でこちらを凝視。
私が怪しい人物かどうか、見極めている目(笑)。

彼らは、人間が彼らのように速く走れないこと(追えないこと)、冬はもたもたと雪の中歩いて結構どんくさいことは把握しているはずで。
こちらが危険人物でないと判断すると、寄ってはこないが慌てて逃げたりはせず。




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これは別の日。つい先日。 

ひと気のない(静かで好きなんです)薄暗くなってきた湖岸を家路に向かって歩いていたら、私の目の前をピューッと「犬」が横切った。すごいスピード感。続いてもう1匹。
すぐに飼い主が現れると思ったのに誰もいない。
え? もしかしてコヨーテ? (シカゴに野良犬はいないので)。

そう、コヨーテなのであった。街の中心から遠くないところ。
そのコヨーテたちは、なんと凍った湖の上をとっとっとっと駈けて行く。ここはヨットハーバー。



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おーい!そこは氷の上だぞー! 危ないぞー!
私の心の声が聞こえたのか聞こえないのか、彼らも私をじっと凝視(笑)。

シカは恐くないけれど、コヨーテは見かけが狼っぽいので、一人で会うとちょっとビビる。
今野生動物は非常に空腹状態の季節なので、私も襲われちゃうかもしれない。
ひと気のない所だし、襲われても誰も気づいてくれない。
コヨーテは本来人は襲わないのだが、餌付けされた野生動物というのは人を攻撃する。バカなのは人間で、トンビだのリスだのカンガルーだのシカだの猿だのにパン屑とかをやったりする常識のない人間が世界中どこでもいる(日本は特にひどいが)。このコヨーテが「今まで人と接触してエサをもらったことがない」という保証はなし。
。。。というわけで、コヨーテに近づいて撮影しようなどという欲は捨て、さっさと彼らに背中を向けて離れたのであった。人間と野生動物は、ある程度の距離を保つべし。
声を大にして言うが、いかなる野生動物にも、エサはやってはいけない。大動物であろうが小動物であろうが同じ。彼らは勝手にエサを探す。「エサがなくて大変だろう」と「思いやる」のは人間のエゴで余計なおせっかい。「エサをやると寄って来るから面白い」と思うのはもっと自分勝手な人間の愚鈍な神経。
人間が食べ残した(落とした)物を拾って(盗んで)食べるのと(ハトとかスズメがよくする)、いかにも「ほら、あげる」という餌付けは全然意味が違う。「人間はエサをくれる」と野生動物に思わせたら絶対にいけないのだ。彼らにとって失礼なことでもある。
野生は距離を保って放っておく。これがWildlifeへのリスペクト。

コヨーテはやっぱり美しかった。
ペットの犬とは走りっぷりが違った(笑)。深い雪の中でもすごいスピードで駈けていたし。

コヨーテをシカゴ市内で見るのは2回目。
5〜6年程前に、誰もいない公園で見たことがある。あれも雪の日だった。
そのときはコヨーテだとは思いもしなかったので、「大きなキツネ」だと思ったんだけど。
シカゴの「アーバンコヨーテ」は増えているらしい。特に冬はエサを求めて街にやってくるとか。




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湖も凍ってコヨーテが走り回るシカゴであるが(笑)、ここは川。
川も凍って雪が積もり。トレッキングコースのようになっている郊外の森。



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橋の下を歩けるという、冬ならではのトレッキングコース。



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川の上で遊ぶファミリー。



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積雪の後にはクロスカントリースキーヤー。


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犬と一緒にスキーしている女性。
だけど、このワンちゃんは深い雪にときどきうずもれてイヤになったのか、勝手に飼い主を離れて除雪されている車道の方に逃げて行った。
「ギャッツビー!!  戻ってらっしゃい! ギャッツビー!!」 飼い主、大声で追いかける。

この後しばらくして駐車場に戻ったら、となりの車の中に「ギャッツビー」が一人でいた。納得いかない寂しそうな顔が窓から見え。。。
飼い主はゆっくりスキーを楽しむために、言うこと聞かないギャッツビーを車に戻したようで。プ。



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(「アメリカ・無国籍食堂」から変更しました)




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