パリ7区(エッフェル塔、ロダン美術館etc.)

Posted by ジャンヌ(Mami Takayama) on 25.2016 Paris, France パリ
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パリ7区。
まずはロダン美術館。ロダンが晩年アトリエとして使っていた邸宅が美術館。
ロダン作品はもちろん、彼の愛人だったカミーユ・クローデルの作品も収められている。


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まず目を引くのが「接吻」
ダンテの長文叙事詩「神曲」の中の悲恋がテーマ。
悲恋といえば、ロダンとカミーユの関係。23歳もの年下の若き美しき弟子カミーユを愛しながらも、長年連れ添っている本妻とも別れられない男、ロダン。
禁断の接吻。
ロダンは、その関係性さえも利用して作品として成功させるが、カミーユは精神を病み有り余る才能を破綻させていく。


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ロダンの遺言により、カミーユに捧げられた一室。
ロダンの、カミーユがモデルの彫刻が本当に綺麗。背中から描いている(彫っている)のだけれど、その眼差しは本当にカミーユを女性として愛していたのだなあ、とわかる。
才能、美貌、若さの魅力。カミーユはロダンにとってパッションでありミューズであるけれど、決して安らぎではなかった。安らぎは都合よく妻に求める、狡猾かつ優柔不断なロダン。


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カミーユは精神を病んでから、自分の作品をほとんど壊したので、残っている作品はわずか。
これは名作、「分別盛理」。
男(ロダン)を連れ去ろうとする老婆、跪いておいすがる若い女性(カミーユ)。だが男は見向きもせず、女性の手は男の手にも届かない。その痛々しい姿。
人一倍負けん気が強く(あの時代で女性で彫刻家になること自体稀である)、プライドが高く、上昇志向の強いカミーユが、このように跪いて哀願する。どれだけの屈辱だろう。どこまで彼女の心は壊されていたのか。

持って生まれた美貌も才能も、ただ利用され、彼女自身を病ませる原因となるだけで何の助けにもならなかった。
彼女の作品には、魂の叫びが込められているので迫力が違う。


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同じく6区にある、パリと言えばのエッフェル塔。


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改めて思う、エッフェル塔の美しさ。無骨なはずの鉄骨が、ここまで優美で、繊細で、かつ力強い。


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あっちからも、こっちからも見てみたくなる、という建造物。
シンプルなのに飽きがこない。


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パリで一番装飾が派手な、アレクサンドル3世橋。


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ここからも、エッフェル塔が見えます。

8区に続く〜。


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