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クラクフ(2)

Posted by ジャンヌ(Mami Takayama) on 05.2016 ポーランド
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クラクフの丘の上に建つヴァヴェル城。
個人的に、王宮とか城とかに興味が薄い。結構いろんなものに興味がある方だと思うので、この「興味が薄い」あるいは「興味がない」ということの方が珍しいだろう。
贅を尽くした貴族の生活や、権力にものを言わせた王の生活とかに関心が薄いんだな、どうも。
同じ権力ならば、教会、寺院など宗教が絡んでいる贅沢の方がずっといい。聖職者だけでなく市民も享受できるものだから。


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「王様のように、天下を取りたい」。。。。なんて野望もないし、「こんなお城に住んでみたい」「お姫様みたいな生活したいわあ」なんていう成金趣味的贅沢への羨望も全くない。
絵画や彫刻にしても、教会や修道院や寺院はレベルが高いものを持っているところが非常に多いのに比べ、頭悪そうな趣味のものが並んでいる王室ってあまりに多くてウンザリだ。
何度か、後でゲップが出るような(高級素材を組み合わせすぎてゴテゴテになった下品料理の食後感)体験を宮殿や城でしたことがあるので、どうも足が向かないのですねー。
ワルシャワでも王宮は行かなかったな。


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このヴァヴェル城も、この絵がなかったらきっと来なかったと思う。
レオナルド・ダ・ヴィンチの、「白貂を抱く貴婦人」  1489年から1490年ごろにかけて描いたとされる。
ダ・ヴィンチの作品で、一人の女性を描いた肖像画はモナリザを含めわずかに4作品しか現存していない。それはその中の貴重な一点。

この絵のために丘を登り、城のある敷地内へ。


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まず大聖堂が目に飛び込んでくる。
人が並んでいるが、絵はここにはない。


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この館の2階にあった。
小さな部屋の、その奥のまた小さな部屋の壁に、この絵が一枚だけ、静かにかかっている。

誰もいなくて、この絵と二人だけの時間がたっぷり10分。すごい贅沢です。
モデルのチェチーリア・ガッレラーニがまだ17歳の頃。肌の白さが浮かび上がってくるようで。
ポーランドの公爵が1798年に購入。その後ヨーロッパを転々。第二次世界大戦時にはナチスに収奪され、その後行方が分からなくなった時代も。そして発見され、無事クラクフに戻ったという。


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大聖堂にある、ヨハネパウロ二世の銅像。
彼は、教皇になる前はクラクフの大司教だった。
国民の98%がカトリックというポーランドにおいて、ポーランド人のヨハネパウロ二世は今でも特別に愛されているが、クラクフ人にとって彼はまた別格の存在である。


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「白貂を抱く貴婦人」のおかげで縁のあったヴァヴェル城でした。
丘を下りて巷へ。


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巷では、中世の街並みに妙に溶け込んでいる衣装を着た人々が歩いていた。
聞いたら、ポーランド映画の撮影ですって。
セットなしでこの街は撮れちゃいますからね。


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俳優たち。
カーニバルやハロウィーンコスチュームとは違う、手の込んだ衣装。


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通りからちょっと入ったところに、木になる空間があったので足を入れてみる。


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奥に良さげなバーが。
こういう、おじさんたちがビール飲んでいるようなところって好きなんです。
別に、おじさんが好き、っていう意味ではありません(笑) 雰囲気が、です。


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私はコーヒーを。
店員の女性が、わざわざキャンドルに火をつけてくれた。「こうすると、ロマンチックでしょー?」って(笑)
一人でコーヒー飲んでるんで、ロマンチックも何もないと思いますが。


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店を出てからしばらくして、私はそこに帽子と手袋を置き忘れてきたことに気づいた。
店に戻ると、私のテーブルの後ろに座っていたグループの中のおばちゃんが、「あー、貴女の帽子、あそこにかけといた!あそこあそこ!」(ポーランド語でそんな感じ)って。
ご親切に、入り口付近のフックに掛けてくれてありました。ありがとうございますー。


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クラクフは、ポーランドの中でも特に食事は美味しいし、カフェのレベルも高かった。
そんな数あるカフェで出会った、このほっぺが落ちるレモンタルト。


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2階の席に座ったので、注文を取りに来たウェイトレスに、上から下を見て「一番奥の左のお皿にのっている、あの黄色いタルト、あれは何ですか?」「シトラスのタルトです」「それがいいです」ってな感じで注文。
メニュー読んでもわかりませんからね。遠くのものはとことん見える視力で勝負。
ちゃんと、2階から指差した通りのタルトがやってきましたよ。もう、とろけそうなお味でした。


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このカフェが近所にあったら、毎週末来るでしょうね。
パンもサンドイッチもめちゃくちゃ美味しそうだった。


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ポーランドのカフェが、こんなにレベルが高いと思っていなかったので、今回の旅のかなりの収穫です。


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これは旧市街の外にある、地元民が多いカフェ。
この店も、コーヒーの淹れ方を選択するタイプ。
私はまたエアロプレスを注文。今、写真に写ったボードのメニューを見てみると、一番安いエスプレッソが8ズウォティ(約$2.10)。エアロプレスで11ズウォティ($2.83)。ケメックスだと21ズウォティもする($5.40)。ポーランドの物価からすると、とても高いです。
私のコーヒー、日本で900円とか1000円のコーヒー飲んでるようなものだもん。どうりで美味しかったわけだ(笑)。


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これ朝食。
パンは美味しいし、チーズにホームメイドじゃむ(アプリコットとベリー)、そしてヌテラ。
ヌテラって市販のは甘いけれど、この自家製ヌテラ、感動いたしました。パンを食べ終えても、ジャムだけで食べたいと思ったもの。



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馬車の下に明かりを入れるって、道も明るくなるし綺麗です。

見所の多いクラクフ、まだ続きます〜。



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