ベルリン・バウハウスetc.

Posted by ジャンヌ(Mami Takayama) on 14.2016 ドイツ
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バウハウス記念館。
ここは旧西ドイツ側にありまして、ベルリンの中心地(旧東の観光中心地)からポツーンと離れております。



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中は撮影禁止なので外観写真だけですが。
バウハウスとは、約100年前に工芸・写真・デザインなどを含む美術と建築に関する総合的な教育を行ったドイツの学校のこと。
20世紀初頭のヨーロッパで、よくこんな斬新なデザインが生まれたよなあ、と本当に感心します。今我々が囲まれている物も、バウハウスがなければ違っていたはず。


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ミース・ファン・デル・ローエが1930年に校長に就任したが、1933年にはナチスにより閉校される。
その後ミースはアメリカに亡命。アメリカで彼の建築は花開く。
シカゴはミースの建築が数多いのだが、今でも色あせるどころか、ミース作品のように圧倒的なスピリットを持つ建築は、その後ないのである。別格。
ドイツがナチスのせいでアメリカに受け渡してしまったのは科学者だけでなく、ミースのような建築家も然り。
ミースがドイツに残っていたら、さぞかし素晴らしいモダニズム建築がドイツの街のあちこちにあったでしょうに。


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バウハウスのカフェ。
"Less is More"はミースの言葉だが、この精神性はデザインの世界の中だけでなく、あらゆることに求めたいと思うこと。


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生活、人生、色々。
シンプルにして、質の高さを極めるのは一番高等な技術だろう。
アマチュアは、"More is More"に陥る。"Less is Less"は話にならない。
生き方も、人間も、"More is More"はいっぱいいるのだ。Moreの実態を見せるために、Moreを身につけちゃう。おそらく、そのわかりやすさを、人は愛するのだろうし。
これは好みやセンスの問題で、"Less is More"が万人が美しいものと感じるものではないのも理解している。
"Less is More"と"More is More"の精神性の違いは、現在のアメリカの民主党と極端な保守派の間にある溝くらい(苦笑)深いとも感じる。



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ポツダム広場にあるソニーセンター。ヘルムート・ヤーン作。
この建築、すっごく楽しみにしていたのだ。ベルリンと言ったら、絶対にこのソニーセンターを見たかった。
しかし、訪れた日が曇りだったもので、ガラスの屋根から青空が見えない。光が室内に届かない。残念。


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ヘルムート・ヤーンの建築だったら、ここよりシカゴのイリノイ州立センターの方が出来がいい。
ガラス建築って、晴れの日は窓に青空や雲を写して美しく輝くのだけれど、天気の悪い日は残念なんですよね。。。発揮できなくて。
雨の日に色気が出るものでもないし。


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仕事の撮影だったら、「晴天の日に撮り直してきてください」って言われますわ。
でも仕事じゃないから再訪しませんでした。ここ行く時は、晴れの日がいいですよ。印象全然変わります。



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ベルリンの町歩きの楽しさは、新しいデザインが多いところ。
移民も多いし、ヨーロッパの中では、かなりアメリカ的な街。


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ちょっとしたデザインが面白い。



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ポツダム広場から適当に歩いていたら、たまたま見つけたダリ美術館。
たまたま行ったのだけど、これがすごく良かった。


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中は撮影禁止ですが、撮影許可とって写してきた。
多数のリトグラフ作品。今まで油絵中心に観てきたので、彼のリトグラフをこんなにまとめて観るのは初めて。
若い頃ダリのファンだったけれど、またファンになりました。


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このダリ美術館、2009年にオープンしたらしい。
ダリファンにはオススメです。


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Hackescher Marktの駅。
この駅に降りた時、有楽町のような神田のような秋葉原のような、とても懐かしい光景を思い出して懐かしくなった。


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ガード下の飲食店。
ああ〜、有楽町! 店の雰囲気はだいぶ違いますが(笑)
東京のそれは、焼き鳥屋の看板とか提灯とかありますね。


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ホームタウンの光景に似ていたというだけで、この駅は大変気に入りました。
実際、とても素敵な駅でした。


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この駅前広場で、マーケットが開かれていた。


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出た!ヨーロッパ名物焼き栗。あ、日本にもあるか。中国でも路上で売ってるよ。
世界中(?)にあるのに、アメリカに無いんだよねー。これ、非常に欲しい。
アメリカ人は栗を食べないんで、栗のお菓子ももちろんない。残念です、モンブランとかマロングラッセとか、あんなに美味しいものがアメリカにはない。
もう栗の季節なんだなあ。


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次回ベルリン日記最終です。



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