親友

Posted by ジャンヌ(Mami Takayama) on 15.2017 人いろいろ/人間
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「友達」の定義が人それぞれなのだから、「親友」の定義も人それぞれの「友達の定義」によって変わってくる。
いずれにせよ、友達の中でも特別なことは確かだ。

私にも親友がいるが、何が単なる「友達」とは違うのか。
色々理由はあるけれど、長い月日の中で培ってきた信頼関係というのが一番大きいだろう。
この「信頼」というのは、「この人はまともな人だから信頼できる」という類の信頼ではない。お互いにだが、いいところもダメなところも知っており、何をしようが何を考えようが、受け入れて受け入れてもらえる、全てをひっくるめて人間として信頼して信頼してくれる間柄。だから親友の前では、人に話さないようなことも話せる。

男と女の友情には違いがある。男の友情というものは、私が嫉妬するほど固い絆で結ばれている。それは性の違いなので仕方がない。女にはそういうものは築けない。きっと必要ないから築かない。
男というのは、子供の頃から遊びかたが違う。兄弟と姉妹も違う。男同士の喧嘩の仕方、殴り合い、仲直り。体当たりで彼らは成長していく。友達に腹が立って殴るという行為。これは女にはない。殴り殴られ、取っ組み合いであざを作って疲れ果てる。これはすごいコミュニケーションだと思う。残念ながら、女の人生にはそれがない。

私は、親友がいない男というものを信頼できない。
もうそれは、男としてダメなんじゃないか?って思う。同性に頼られない男。同性に尊敬されない男。同性に愛されない男。同性に慕われない男。。。。。  どんなに異性の友達がいても、同性から好かれない男は魅力的でない。

男の親友というのも、きっと長年かけて培ってきた関係だろう。幼馴染。中学高校からの同級生。。。。
そいつの前では涙を見せられる。弱いところも知っている。彼女も紹介できる。お互いの家族も知っている。喧嘩した。取っ組み合いもした。怒鳴りあった。口聞かない時もあった。一緒にやんちゃした。悪いこともいっぱいした。一緒に女の子を追いかけ回した。お互いにひどいこともしあった。頭に来ることもたくさんある。信じられないこともたくさんある。だけど、コイツはすごいんだ。尊敬できるんだ。愛する親友なんだ。大好きなんだ。
男が自分の親友のことを語る時、それはとても嬉しそうだ。私はそういう男を信用できる。そういう親友を持つ男を信用できる。
短期間ではできないもの。女にとっての親友だってそうだが、男のそれはもっと濃いのだと思う。

大抵男というのは、色々と話していると必ず自分のベストフレンドの話が出てくる。「俺の親友がさあ。。。」と。家族の話をするよりも先に親友が出てくるかもしれない。
一度だけ、よく話していた人だったのだが、全然親友の話が出てこない男性がいた。「友達」は出てくるのに、何年経っても肝心な「親友」が出てこない。
ある時聞いた。「親友はいるの?」  答えは「ノー」だったが、そのあとに私の名前を言った。
いや、私は違うでしょ。私はその人のことを全く親友だとは思ってないもの。
「男はさ、親友を持つべきだよ」と言ったけれど、彼に「持つべきだよ」と言って、「さあ作りましょう」と親友などできるはずはないのだ。でもきっと彼は、「よーし、親友を作るぞ」と思っちゃうタイプの人なのだった。
話していても「何かが足りていない」と感じる人だったのだが、その彼の足りていない「何か」が私もはっきりわからず、ついついいつも話をしていた。足りない「何か」はいっぱいあれど、その足りない結果が「男なのに親友がいない」ことなんだろうな、とその時思った。

どんなに頭が良くても、どんなに筋肉美を持っていても、どんなに仕事ができても、地位や名誉やお金があっても、親友がいない男は信用できない。
魅力ある男には、絶対に男が寄ってくるものだから。絶対にそいつを見捨てたりしないから。困った時に、弱った時に、同性から助けてもらえる男というのが本当にいい男なのだと思う。楽しい時だけ一緒にいてくれる奴らは、友達ではなくてパーティだ。弱った時に手を差し伸べてくれる同性の親友がいる男。そういう男を私は信用したい。


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