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コンサート・2018年6月

Posted by ジャンヌ(Mami Takayama) on 09.2018 音楽・ミュージシャン・ライブ撮影日記
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Buddy Guy at Buddy Guy's Legends 6.10.2018

先月6月のコンサートまとめ。
6月は初旬にブルースフェスもあり、振り返ると色々あって多忙でした。
そんなブルースフェスの最終日、フェスが終わってバディガイが経営するブルースクラブレジェンズに立ち寄った。アフターフェスパーティで友人のバンドを観るために。そしたら途中でバディ・ガイが登場して、なんと20分もパフォーマンス。
近所のクラブでレジェンド、バディがひょいと顔を見せてくれるっていうのも、シカゴ生活ならではの贅沢さでしょうかね、と思いました。


melodyangel.jpg
Melody Angel at Chicago Blues Festival 6.8.2018

今年のブルースフェスのヘッドライナーは、彼女メロディー・エンジェルの国歌演奏で幕開け。
ジミヘンばりの彼女のギターはいつもかっこいい。


mavis4.jpg
Mavis Staples at Chicago Blues Festival 6.10.2018

ブルースフェスは大変賑やかで、全部のアーティストをここで紹介するのは無理ですが、今年のヘッドライナーは外せませんね。
かのメイヴィス・ステイプルズです。シカゴ出身のDIVA。
歌声は相変わらず衰えず。数年前にも彼女を撮影しましたが、なんかお肌も見かけも若返っていたような。まだまだバリバリの現役です。


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Selwyn Birchwood at Chicago Blues Festival 6.9.2018

個人的にファンなのはこのセルウィン・バーチウッド。2日目のヘッドライナーのトップ。
この写真、彼がとても気に入ってくれましてセルウィンのプロモーションに使用されました。
たくさん撮った中で私もこの1枚が一番のお気に入りだったので、気が合ってよかった(笑)。まあ、フォトグラファーが選ぶベストと、ミュージシャン本人が選ぶベストと、マネージャーやレーベルが選ぶベストとは違う場合が多いですからねえ。


Lit2.jpg
Lit at City Winery Chicago 6.27.2018

リット。
パンク、グランジ、ヘビメタからカントリー調までこのバンドの自由さはとどまることなし。こういうバンドは好きです。全部好きなのが詰まっている。売り出して行く中では、あるカテゴリーに収まらない音楽ってやりにくいのだけど、好きな音楽を好きなようにやる連中というのは自由で生き生きしている。そしてライブは本当に楽しい。
会場のファンも、パンク系からウェスタンブーツまで様々。あまりない光景。


Brian McKnight
Brian McKnight at City Winery Chicago 6.7.2018

ブライアン・マックナイト。
90年代初頭、彼のCDはよく聴いてました。当時付き合っていたボーイフレンドと会った時、彼が「この曲を聴くと君のことを思う」と行ったのがブライアン・マックナイトの「クレイジーラブ」。
その名曲クレイジーラブも披露してくれたこのライブ。色々思い出しましたねえ(笑)。でも何百回と聴いたCDのクレイジーラブとは似ても似つかないアレンジで、さすがブライアン・マックナイト様。  ブライアンって思いもしなかったけれどかなりひょうきんで楽しいお方。歌は本当に上手いし、ライブ行かないともったいないアーティストの一人。


Daniel Kahn The Painted Bird
Daniel Kahn & The Painted Bird at Martyrs' 6.16.2018

ダニエル・カーン&ザ・ペインテッド・バード。
ダニエルはミシガンの出身でユダヤ系アメリカ人だけど、現在彼はベルリンを拠点にしていてこのバンドもベルリンから。
ジャンルは、新しいユダヤ音楽とも言えるイディッシュパンクキャバレー。深くて重くて楽しい。撮影前に彼らの音楽チェックしていて、ハマりました。会場はほとんどユダヤ系だったのでは。ダニエルが時折混ぜるヘブライ語もみんなちゃんと理解していたし。
これは本当に行ってよかったライブ。こういう音楽も生でちゃんと聴かねば。


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Mélissa Laveaux at Jay Pritzker Pavilion 6.28.2018

パリ在住のハイチ系カナダ人シンガーソングライター、メリッサ・ラヴォー。
これが彼女のシカゴデビュー。どんな人かよく知らなかったけれど行ってよかった。魅力的な声と音楽。


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The New Respects at Jay Pritzker Pavilion 6.21.2018

ナッシュビル出身のニューリスペクツ。双子の姉妹、そのお兄さん(弟?)、と従姉妹の4人組。
いやー、エネルギッシュで楽しいバンド。若いっ!(笑) 広いステージ走り回ってくれるので、追いかけるの大変でした。しかしいいパワーをもらいましたよ。


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The Aces at Jay Pritzker Pavilion 6.21.2018

シカゴ出身、女の子4人組バンド。
彼女ら自身はLGBTをうたっている訳ではないけれど(多分)、会場のファンは女の子だらけ、プラスゲイカップルが多し。LGBT習慣だったのもあるけれど、レインボーフラッグも溢れておりました。
ボーカルのこのクリスタルは、ちょっとボーイッシュでかっこいいし女の子からモテるのはすごーくわかります。


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The Manhattans feat. Gerald Alston at City Winery Chicago 6.24.2018

名門ヴォーカルグループ、ザ・マンハッタンズ。
彼らの音楽を特に聴いていた訳ではないけれど、ほとんどが知っている曲でいかにこの世のスタンダードになっているかってことですね。
ジェラルド・アルストンの美声。歌で勝負という音楽らしい音楽の時代の音楽。久々にこういう原点に戻るのもいいなと感じる夜でした。
着ているジャケットが北島三郎系。演歌もR&Bもステージの照明に映えるのを追求すると同じような生地の選択になるのでしょうね。着る人間のガタイの違い、胸幅や肩幅や背中の肉のつき方の違いで全然違うように見えるけれど、ジャケットだけ見ると両者に変わりはありません(笑)


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Bob Baldori and Arthur Migliazza at Piano Forte 6.23.2018

ブルースブーギーピアニスト、ボブ・バブドーリとアーサー・ミリアッザ。
ラジオ局からのお仕事でしたが、普段とは違うミュージシャンに会えてよかった。
ご年配の方のボブ・バブドーリはチャックベリーのバンドで何十年演奏していたレジェンド。
若い方のアーサーは日本にも住んでいたことあるとかで。光GENJIの諸星くんのコンサートで演奏したのが日本デビューだって(笑)
かっくんかあ。。。。思いもしないところで、思いもしない名前を聞いたなあ。。。。と思った夕べでした。

以上、6月のコンサートをいくつかピックアップしてみました。
他色々、こちらのウェブサイトで見れます。

最近熱波が続いたりしたせいか、免疫力が落ちて体調優れない日も続いたのですが、復活しております。すごく楽しみにしていたライブ撮影を3日ほど欠席したので、残りの7月は気合い入れて頑張ろうと思います。
日本はこちらと比較にならないほど暑いでしょうが、皆様どうぞご自愛くださいませ。


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コンサート・2018年5月

Posted by ジャンヌ(Mami Takayama) on 20.2018 音楽・ミュージシャン・ライブ撮影日記
Suzanne Vega
Suzanne Vega @City Winery Chicago 5.6.2018

5月のコンサート撮影まとめ。印象に残ったものをピックアップします。
まずはスザンヌ・ヴェガ。
大ヒットした"Solitude Standing"と”99.9F°"の2枚のアルバムを最初から順番通りに演奏するというライブ。
あれから30年以上の月日が経つというのに、印象の変わらないスザンヌ・ヴェガ。脅威。とても美しく、いいライブだった。 ファインダーを通して何度も目が合うという。。。結構カメラ目線をバシバシ送ってくる彼女は意外でした(笑)。


ike1.jpg
Ike Willis at Evanston Rocks 5.5.2018


アイク・ウィリス。フランクザッパが亡くなるまでザッパのバンドにいたギタリスト。
もういいおじさんですが、ギターの迫力は健在。


cali honeydrops4
The California Honeydrops at Concord Music Hall 5.11.2018


日本では知名度の低いカリフォリニアハニードロップス。
ニューオーリンズスタイルの、ブルース、R&Bグループ。いやー、楽しいライブだった。これはめっけもん、といった感じ。知らない方は是非視聴をお勧めします。


Arturo Sandoval 1
Arturo Sandoval at Evanston Space 5.16.2018

アルトゥーロ・サンドヴァル。キューバ出身のレジェンダリーなトランペッター。
彼の演奏を間近で聴けるだけでも幸せですが、近距離撮影で迫れたことも幸運。サンドヴァルは陽気な方で、トークも面白い。


sadi.jpg
Speedy Ortiz at Subterranean 5.12.2018

マサチューセッツ出身の4人組インディロックバンドのスピーディー・オーティズ。
このSadie Dupuisがリーダーですが、彼女は単なる可愛子ちゃんではなくギターが上手い。今後の人気上昇に期待。


Jim Peterik of The Ides of March
The Ides of March at City Winery Chicago 5.3.2018

アイズオブマーチといえば”ヴィークル”。”ヴィークル”のノリノリ曲で最後を締めましたが、フロントマンのジム・ペトリックは「サバイバー」を作った人。
アンコール曲は”ヴィークル”を上回るパワーの”アイ・オブ・ザ・タイガー”でガンガンの締めでした。ジムは途中で衣装も変えてくれるし、ビジュアル的にも楽しませてくれる。流石のエンターテイナー。


BJ Barham of American Aquarium
American Aquarium at City Winery Chicago 5.28.2018

アメリカン・アクオリアム。このバンドも日本ではあまり知られていないことでしょう。
オルタナティブカントリーというか、アメリカーナ。この手の音楽大好きです。撮影前に彼らの音楽チェックしていてファンになったのだけど、ライブ観てもっと好きになった。


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Pallbearer at Metro 5.13.2018

ドゥームメタルバンドのポールベアラー。このギタリスト、ブレット・キャンベル目当てで撮影。個人的にギタリストが好きですねえ。。。彼はもっと評価されてもいいと思う。


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Obituary at Metro 5.13.2018

デスメタルのオビチュアリー。
デスメタルの創生期のバンドで、この世界では大御所。
この週は結構忙しく、週末最後の日曜日にメタルバンド4つ撮影という。。。。。 ずーっとジョギングしてきて疲れてきたな、と思ったところで500mを思いっきり4本走った感じの1週間の締めだった。流石に疲れた。久々にメタル撮影も気分が変わって楽しいが、きついスケジュールの時にやるものではないと実感。


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Arrested Development at House of Blues Chicago 5.23.2018

5月で一番「楽しかった」のは、アレステッドディヴェロップメント。
90年代、彼らのアルバムよく聴いてたなあ。昔シカゴでよく聴いてたグループを、シカゴで撮影する機会があると感慨深い。
スピーチは相変わらずスピーチで、カメラ目線サービスもバッチリ。「撮影どうもありがとう」って、きちんとお礼もしてくれるし、爆発的に売れたスターとは思えない謙虚な姿勢が好印象。
ステージも楽しいし、撮影もめちゃくちゃ楽しかった。


。。。。と、6月も後半になってから5月を慌てて振り返ってみた。スザンヌ・ヴェガからデスメタルバンドまで幅広かったな(笑)。
今後もジャンルの垣根を超えて色々と撮っていきたいと思います。
実は5月は忙しすぎて、気候の変化も激しく、疲れからか風邪をひいて3日間寝込んだ。それが唯一の休みだった。やっぱり程々にしないといけないことを悟った5月でした。


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コンサート・2018年4月

Posted by ジャンヌ(Mami Takayama) on 23.2018 音楽・ミュージシャン・ライブ撮影日記
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Robin Trower at Copernicus Center 4.12.2018

もう5月も終わりに近づきましたが、先月4月のコンサート日記。
4月はすごく忙しかった。1日に別の場所で2つ〜3つのショーを掛け持ちする日々も続き、追われていたような気がする。
そんな中で印象に残ったライブをピックアップ。

まずは大御所、イギリスのブルースロックギタリスト、ロビン・トロワー。
プロコルハルムの元ギタリストと言った方が日本ではピンとくるのかもしれない。
73歳にして現役。衰えることなく長年のファンを魅了させ、喜ばせてくれるライブは最高。

ステージの上から何度も目が合いまして。優しく微笑んでくださるあたり、温かい人柄を感じたのでした。


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Storm Large of Pink Martini at City Winery Chicago 4.5.2018

ピンクマルティーニのストーム・ラージ。
昔のシャロンストーンを彷彿させる美人さん。
こちらのパフォーマーは女性も皆そうですが、しっかりとワークアウトして体鍛えている人が多い。彼女も腕もしっかりしているし背中の筋肉もたくましく体も厚い。
細っこい体じゃ舞台の上で映えないよ、と日本のアイドルたちに教えたい。ストームさん、綺麗だけれどこの体あっての迫力ステージでした。


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Michael Angelo Batio at Q Bar 4.6.2018

アメリカではMABとも呼ばれている、マイケル・アンジェロ。ヘビーメタルの速弾きギタリスト。
彼によると、速弾きは練習、練習、そしてまた練習あるのみ、と。気さくで明るい方です。
ギターネックが2本に分かれている、通称カニ足ギターで有名。日本では「アンジェロ先生」と呼ぶファンも多いとか。


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Jake Shimabukuro at City Winery Chicago 4.8.2018

日本では説明不要な大人気のウクレレ奏者、ジェイク・シマブクロ。
私は彼のライブは初にて初撮影。楽しみにしておりました。お客さんを乗せるのもうまく、とても楽しいライブ。
最後はボヘミアンラプソディを観客全員の合唱と合わせて締め。大盛り上がりのソールドアウトショーでした。


Wild Child 01
Wild Child at Thalia Hall 4.15.2018

テキサスはオースティン出身のバンド、ワイルドチャイルド 。 
インディーのメッカ、オースティンはいいバンドを多く輩出することで目覚ましいですが、このバンドもとてもいい。
毎日様々なジャンルの様々なアーティストがライブをしているわけだけれど、彼らと出会ってよかったな、ととても思う。日本ではまだ知られていないワイルドチャイルド 。ぜひご視聴を。


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The James Hunter Six at Evanston Space 4.18.2018

イギリスのR&Bシンガー、ジェームス・ハンター率いる6人組バンド。
いい意味で古き時代のソウルミュージックに忠実なジェームスハンター。ノリノリなステージ。観客も座っていられない。楽しいライブでした。


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Waxahatchee at Thalia Hall 4.21.2018

アメリカのインディバンド、ワクサハッチー。
リーダーのケイティ・クラッチフィールドは、2016年の「30 Under 30」(30歳以下のトップギタリスト30)にも選ばれた実力者。
彼女はギターだけでなく、ボーカルの声もいい。
どんな音楽か、というのは説明してもしょうがないので、聴いてみてください。。。。と勧めて、簡単にYoutubeで視聴できる世の中って本当に便利ですよね。視聴するためにCD買っていた時代とわけが違う。聴いて気に入ればその先に行けばいい。
「その先」の究極は、やはりライブでしかない。生身の人間がその場で作り出す生音は体全体の記憶に残る。
これからどんどん変貌を遂げていくであろう若いバンド。それゆえに、今この時期のワクサハッチーを観れたことにも感謝。


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Rick Astley at House of Blues Chicago 4.25.2018

懐かしいでしょう、リック・アストレー。日本ではもちろん、世界で人気爆発しましたからね。
可愛いベビーフェイスに似合わない低音ボイスで女性を魅了もしました。 そんなリックが、なんと29年ぶりにアメリカでコンサート。
リックはもう52歳ですが、いやー、全然見た感じもイメージも変わらなくてビックリ。体系もそのままで軽やかにステージを動き回る。若いなあ。
大抵、プロモ写真は若作りしているので、実際に目の前で見ると「かなり老けてるな」と思ってしまうアーティストが多い中、リックは逆なんで感激でした。不摂生してなかったんだなあ(笑)
こんなに元気なら、またアルバム作って世界ツアーしてください。カメラ目線もバシバシくれて、サービス精神旺盛なリックなのでした。ありがとう!


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Keb' Mo' at City Winery Chicago 4.27.2018

締めは渋いデルタブルースマン、ケブ・モ。
ソロでシカゴ3回のショー、ソールドアウト。彼の音楽はとてもシンプルなのに心に響く。
体一つとギターだけで、ツアー中の街々で観客を魅了し続けるって、すごいシンプルですごい難しいこと。したくても、全てのミュージシャンにとって可能なことではありません。
かっこいいです、ケブモ。ブルースという音楽に明るくない方、ぜひケブモのブルースを聴いてみてください。引きこまれます。


以上、ザーッと4月のコンサートまとめ日記。
5月もお楽しみに!


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コンサート・2018年第一四半期(1〜3月)

Posted by ジャンヌ(Mami Takayama) on 25.2018 音楽・ミュージシャン・ライブ撮影日記
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Buddy Guy at Buddy Guy's Legends 1.27.2018


もう4月も終わってしまう。
相変わらずコンサート撮影に明け暮れている日々。ハウスフォトグラファーとしてCity Winery Chicagoで週2〜3日、後の2〜3日は他のヴェニューで。。。 今年に入ってからは週6〜7日、時に掛け持ちでヴェニューからヴェニューへ移動という、まさにライブ詰め。
1月の大半は日本でのんびり休暇だったのでそのしわ寄せもあるが、いいライブが街中に溢れているのだから仕方ない。
そんなわけで、こちらのブログも放ったらかし。見れば日本滞在日記から更新していない。そこでまとめて、2018年第一四半期(1〜3月)のコンサート模様をざっと紹介。全部は載せられないので、心に残ったものをピックアップ。
まずは、日本からシカゴに戻ってきてすぐに撮影したのはバディ・ガイ。おなじみ、ブルース界のキング。この撮影で1月遊びモードだったからだが仕事モードに切り替わりました(笑)。


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Samantha Fish at Lincoln Hall 3.31.2018

続いてサマンサ・フィッシュ。いま売れっ子の女性ブルースギタリスト。
お色気満点だけれど、ギターの腕前は本格的で見かけとブルージーナサウンドのギャップがファンを魅了する。


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サマンサみたいなアーティストは撮影も楽しい。



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Gangstagrass at Evanston Space 3.18.2018

ギャングスタグラス。
ブルーグラスとヒップホップを融合させたアメリカならではの新しいジャンル。迫力いっぱいの楽しいライブ。
他にもいい写真がいっぱいあったのですが、彼らのマネージャーがやたらとこの写真を気に入ったのでこれを載せておきます。



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Sergio Mendes at City Winery Chicago 2.25.2018

ボサノバ界の巨匠、セルジオ・メンデス。
子供の頃、「オーーーアイアイア、オパオパオパ!」と訳も分からず歌っていたっけなあ。マシュケナダで盛り上がった時にそんなことを思い出した。
アメリカのコンサートは観客の携帯での撮影やビデオも大抵OKなのだが、セルジオは撮影嫌いらしく、携帯のカメラも禁止。内緒で撮っている人はセキュリティにつまみ出される(たまーにこういうアーティストがいる)。しかもこの日の公認フォトグラファーは私だけ。貴重なライブ写真です。



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Ruthie Foster at Evanston Space 2.22.2018

ルーシー・フォスター。女性ブルースシンガー/ギタリスト。



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Doyle Bramhall ll at City Winery Chicago 3.1.2018

ドイル・ブラムホール。
普通このクラスのミュージシャンになると、PRマネージャーが撮影の手配など全てするのだけど、なんとドイル本人からメールが来てビックリした。最初イタズラかと思ったくらいだ。だってあのドイル・ブラムホールだもん。「サウンドチェックの後に外で撮影してもらいたい」と。自分でそういうプランを立てるアーティストって面白い。
彼は左利きなのだが右利き用のギターをひっくり返して弾く。ジミヘンも同じだが、ジミは弦を逆に張り替えた。しかし、ドイルは張り替えずに弾くのだ。だから一番太い弦が上に来る。これがドイルの名物ギター弾きなのだが、この日は普通にレフティ用のギターを弾いていた。どっちでもいけるんじゃん。彼が変わり者なのには代わりがないが(笑)



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Joanne Shaw Taylor at City Winery Chicago 3.6.2018

ジョアン・ショウ・テイラー。
イギリスの女性ブルースギタリスト。レイヴォーン・スタイルのギター・テクニックで観客魅了。目をつぶっているとおっさんが弾いているようなブルースサウンド。かっこいいっす。



Christopher Cross 11
Christopher Cross at City Winery Chicago 3.31.2018

”天使の声”のクリストファー・クロス。
「外見と声がまるで正反対」シンガーの元祖。その美声は失われるどころがさらに磨きがかかっていた。素晴らしい。
クリストファー・クロスといえば「ニューヨーク・シティ・セレナーデ」とか「セイリング」が代表曲だが、さらっとそれらを2曲目と4曲目に出し惜しみせずに披露しちゃうところがさすが「昔の歌手」ではない現役アーティスト。
クリストファーの声は楽器のように表情豊かなのだが、顔の表情は変化なし。これでも精一杯「一番表情のある時」を狙ったのだ。そういう意味で難しい撮影だった(苦笑)



Stanley Clarke 11
Stanley Clarke at City Winery Chicago 3.21.2018

ジャズ界の巨匠ベースプレーヤー。スタンリー・クラーク。
エレキとアップライトの二刀使い。スタンリーのシンボルとも言える珍しいアレンビックのベースの低い響きは独特だった。



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Los Lonely Boys at City Winery Chicago 3.17.2018

テキサス出身の兄弟バンド、ロスロンリーボーイズ。
最初に彼らの撮影をしたのはもう5年ほど前だっけな。予告もなしにいきなり彼らのステージに、ロバート・プラントが現れて数曲熱唱して引っ込んで唖然とした記憶が鮮明に。
3兄弟相変わらず元気だし大人気。



Howie Day11
Howie Day at City Winery Chicago 3.29.2018

ハウイー・デー。
ソールドアウトショーだったし、私も彼の撮影を楽しみにしていたのだが。。。。
撮影前に店のマネージャーから、「今日彼はやたらと飲んでるから。。。」とは耳にしていたが。。。。  ステージにふらふらと現れるなり、転びそうになったりマイクに顔をぶつけそうになったり。酔っ払いながらも歌ったが、観客は唖然。そんな不安定な状態で2曲が終わった頃、怒った観客が次々と会場を後にするようになり。。。。
そんで4曲目にヒット曲「Collide」を歌うとそのまま楽屋に引っ込んじゃった。少し休むのかなー?戻って来るのかなー?としばらく待っていたけれど、どうやら終わっちゃったみたい。
観客は怒り心頭(当たり前だよね)。チケットは異例の払い戻し(シティワイナリー開店以来初めてのことだと思う)。
ハウイーに何が起こったか分からないが、酒を飲まないといられない状態な日常でのツアーは無理。このシカゴでの事件の後、彼はツアーをキャンセル(その方がいい)。
事情は知らないが、アーティストだって人間だもの、色々ある。
でもまあ、この日を楽しみに、会場まで時間をかけてやって来た人々にとってはたまったもんじゃない。「チケット代払い戻し」で済まされることではない。無駄にした時間。無駄にした期待。記念日に家族や恋人にチケットを用意した人もいるだろう。誕生日だった人もいるはず。だらしのないライブを行い人に迷惑をかけるということは、会社や会場から信用をなくすことだけではない。アーティストたちは、それを十分にわかって一つ一つのライブをこなすべきなのだ。
同じ人間であるアーティスト達だって、不調の時も不幸の時も色々ある。それを抱えながらもステージでパフォーマンスをデリバリーするのが彼らの仕事なのだ。
この日のハウイーを見て、逆に毎日立派なライブを行なっているアーティスト達を尊敬しなくちゃいけないなあ、って思ったのだった。
ハウイーも元気になってまた来年戻ってくるといいな、と願いながら。
酔っ払ってベロンベロンのハウイーを、酔っていないように見えるように苦労しながら撮った1枚(苦笑)



Selwyn Birchwood11
Selwyn Birchwood at Buddy Guy's Legends 3.24.2018

ブルース界の若手注目株、セルウィン・バーチウッド。
何度目かの撮影。ステージでは屈託のない明るいイメージのセルウィンだが、楽屋での真剣な顔は、インテリな側面の彼を垣間見たような気がした。
相変わらず裸足のライブ。かっこいいです。



The Zombies014
The Zombies at City Winery Chicago 3.19.2018

イギリスのサイケデリックロックバンド、ゾンビーズ 。
1968年の彼らの名盤『Odessey And Oracle』の50周年記念コンサートツアー。
改めて聴くと、名曲ぞろいのすごいアルバム。彼らの曲をリアルタイムで聞いてなくても、全て知っている。。。ということはどれだけ世の中に流れていた。。。ってことだ。
オリジナルメンバーは、ヴォーカルとキーボード。甘い声は相変わらず美しく、キーボードはレコードよりも迫力あり。そうでなきゃ、この歳で世界ツアーなんてできませんよね。並な体力や気力や実力でできないことを彼らはやっています。ライブってボロは目立つので観客見抜きますし。プロってすごい。



LA Salami11
L.A. Salami at Schubas 3.30.2018

ザーッとではありますが、1〜3月までのコンサートをいくつかピックアップしましたが、私の中でのトップを二人ご紹介。
まず一人はイギリスはロンドンからのLAサラミ。 全く新しいタイプの新人でライブを観た時目が醒めるような思いが。
ジャンルはというと。。。ロックでもありフォークでもありブルースでもありヒップホップでもあり。ボーダーレスな音楽を追求するアーティストにとってジャンルは本当に無意味。
彼の音楽はいいし、詩(詞)はいいし、声もいいし、ルックスもいいんで、今後の活動がとても楽しみ。
いろんなアーティストを見て来ましたが、「一番印象に残るライブは?」と聞かれたら、新鮮だったLAサラミでございます。



Eric Johnson11
Eric Johnson at House of Blues 3.15.2018

そしてもう一人はエリック・ジョンソン。
説明不要な世界のベストギタリストの一人。ツアー直前に売り出された新しい彼のシグネチャーモデル、ストラトキャスターを持ってのお出まし。
エリックのクリアなエレキの音に酔いしびれました。撮影していると当たり前なんですが、アーティストはカメラ目線になる瞬間がいくつかあって、目が合ったりするんですよ。でもエリックは、私がカメラを構える前(演奏前)に、私に目で「ありがとう」「よろしく」ってな挨拶をしてくれた。とても優しい青い瞳の持ち主で、そういう一瞬の一コマに、人柄って出るなあ、って思ったりも。
彼のギターはもとより、さらにファンになりました。


ところで私のウェブサイト、新しくなりました。jeanne d'arc media
写真ポートフォリオはこちら。音楽はブルース、ジャズ、ロック、ポップ/ソウルに分かれてますので、クリックして見てください。ここに漏れているけれど素晴らしいアーティストいろいろ載っています。

以上、2018年第一四半期、振り返り日記でした。


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新宿ゴールデン街

Posted by ジャンヌ(Mami Takayama) on 04.2018 東京散策
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東京滞在日記、最後はゴールデン街。


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実は、東京に帰ってきて一番最初にカメラ持って散策に来たのがゴールデン街。
今回は、ゴールデン街に始まりゴールデン街で終わった東京散策であります。


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飲めないから飲屋街の雰囲気に憧れる。。。というのは以前のブログで書きましたが、ゴールデン街にはそれ以上の魅力が。

飲屋街にて、「人間にはなぜ飲屋街が必要なのか?」ということを考えるのが好きですね(飲めないのに笑)


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ここは非常にフォトジェニックな場所でもありまして。


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東京あちこちに残るこの手の飲屋街と同様、戦後闇市から始まったゴールデン街。

バブル期には地上げ屋の嫌がらせに何度もあいながら、オーナー達が結束して守り抜いた一帯。
新宿におけるゴールデン街の地理的な位置を考えると、この飲屋街の生き残った歴史に感謝。


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「飲屋街」というのは、「飲み屋」とは違う。
酔っ払いというのは、酔っていない人とは異なる人種。酔っ払いによって、風紀も乱れる。だから、酔っ払いを一帯全体で守れる場所が必要なのだ。


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世の中には、乱れた風紀が必要なのだ。
なぜ? 平たく言えば、世の中に風紀の乱れを取り締まるような輩ばかりで埋まったら、面白くないでしょう?
面白くないものだけで形成された街は、病気である。

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例えば暴力。
暴力の被害者になりたくはないが、暴力の存在は否定したくない。
暴力のマグマを抱えている人間社会こそが、極端に言えば健全な社会なのだとも思う。
悪も含め、内側にネガティブなものを抱えないと、ものは崩壊する。
新宿の街が魅力なのは、きちんと内包しているから。


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歴史的遺産や文化水準の高い街はそれだけで価値があるけれど、何か負の部分を背負っていないと魅力がない。
だからこそ、NYやパリと同様東京という都も魅力なのであり。

新宿の魅力は闇の深さ。
そしてまた闇だけだと救いがない。新宿には闇と光が共存するからいい。


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日本の社会の日常で、欧米と比較して、「遅れてるなあ」「改善されるといいなあ」と心から思うことは、LGBTに関する一般人の認識や意識。
テレビを観ても、人との会話でも、著しく遅れをとっていると非常に感じる。
どの国でも同じ割合でLGBTは存在するのに、それを無視する日本社会の背景があり、その姿勢に疑問視しないでいられるほどの一般市民の鈍感さが原因だ。
LGBTは興味だとか知識の対象ではなく、女性だったら男性を知らなくちゃいけないように、大人だったら子供を無視できないように、社会で生きて行くのなら、理解しないでは済まされない問題なのに。
権利云々の理解の前に、LGBTへの正しい知識。これが一般日本人に欠如しているから、とんでもない偏見に満ち満ちているのだ。


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過去の歴史に目を瞑ろうとするのも浅はかだが、LGBT問題は過去の問題ではなく、自分らの周りにある現在の日常。知らないできたことは恥であるし、知ろうとしないのも恥。
知識層と自負しているだろう日本人さえ甚だしい誤解をしていることが残念でならない。


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歌舞伎町からゴールデン街、そしてさらに2丁目と、この国の性のマイノリティたちが大きな息ができる場所が広がる。
さらに歌舞伎町の北の新大久保は、元はコリアンタウンのエスニックタウン。日本人になりきれない国籍のマイノリティ達が肩寄せ合って生きている。
新宿の黄金の三角地帯。この三角地帯があるからこそ、新宿は生き生きしているのだ。


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どこからも歓待されないマイノリティは、行き場所が限定される。生きて行く場所も限定される。
彼らを受け入れている新宿という街は、それだけで懐が深い。

アメリカという国は本当にいろんな問題を抱えているけれど、それでもバックグラウンドの違う多様な民族や文化や宗教を受け入れて吸収して成長している点は感心する。移民の端くれとしてそこで生きる場所を与えてもらった一人の人間としては、とても感謝する。生まれ育った国や土地に疑問持たずに生きて行ける人たちにはわかりにくいかもしれないが、呼吸ができる土地を自ら探して追い求めてきた人種にとっては、自分を受け入れてくれる土地は故郷以上の意味を持つ。
これができる国は、それを誇ればいい。

新宿という街も、ほかでは生きていけないマイノリティに生活の場所を与えていることだけでも、誇れる。


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よそ者が入ってきて落ち着ける空気というのは、その土地が、そこに住む人々が、違いを受け入れられる土壌を持っているから。
そしてそういう土地は、出て行くものも追わない。


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新陳代謝の激しい街は、大縄跳びのようだと思う。
縄が常に回っていて、いつ入ればいいのか迷っている人はなかなか入れない。タイミングが掴めずにずっと縄の外にいる。
だが入る勇気を持った人や、たまたま歩調が合った人は、縄の中にすんなり入れる。

出て行くときも、ひょいと出れば意外に簡単。
だけどタイミングが悪いと縄が足に引っかかる。なかなか出ていけない。


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この街に、ひょいと入ってきたんだな、、と思わせる若い子達の顔。

出て行くタイミングを逃して、ずっと居着いちゃったのかな、と思わせる古い顔。

ゴールデン街の新旧だけでも物語がある。

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「忘れないうちに」と急いで更新してきた東京滞在日記。これにて終了。
かなり乱暴に書いてきたので読みにくい箇所もあるかと思いますが、ご了承ください。
読み直さずにアップするのは毎度のことで(苦笑)

さて次回はもっと、我が故郷東京を愛せるのか? どんな思いを抱いているようになるのか?
楽しみでもあります。

シカゴは今日は雪。スーパーボウルサンデー。
アメリカ人が一年で一番テレビにかじりつく日。私もかじりつきます。


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